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13日の金曜日①_100日後にZINEをつくる、25日目

クリスタル湖キャンプ 1958年
キャンプ場のロッジに忍び寄る影。
あの、奴がやってくるときの音、チュ・チュ・チュ・ハッ・ハッ・ハッの音が聞こえてくる。

仲間と離れて屋根裏へしけ込むカップル。
王道のフラグ、イチャイチャタイム。
階段を上がってきた存在に気づいたカップルは、言い訳をはじめる。
「僕たちは別に・・・」どんっ!腹部から血を流して倒れる若者。

ん?あれ?チェンソーじゃない?
しかもカップルが「犯人」に言い訳してるってことは、奴はあのマスクつけてないのか?
開始早々記憶にない展開だ。

と思ったら、映画のジャケットもチェンソーでなくてナイフだった!

『13日の金曜日』1980

6月13日金曜日。
クリスタル湖にとって不吉な日。

キャンプ場へ行くために町へ寄ったアニーは、町の人に警告される。
「あのキャンプ場は不吉だ。'58年には2人の若者が殺された。'57年に男の子が溺死。放火の連続。犯人も動機も不明。'62年は水質汚染で再開不能。悪いことは言わん、やめとけ。」

クリスタル湖にはサマーキャンプ開催の協力員として6人の若者が集まってくる。

ヒッチハイクしたアニーは、車がキャンプ場を目指していないことに気づきドアを開けて飛び降りる。
彼女を追いつめる影は、喉をナイフで切り裂いて殺害。
ちらっと映る後姿は、チェックのシャツに左手のシルバーのリング。
手も普通で怪物臭は弱め。

そして姿の見えない殺人鬼による殺人が続く。

ここまでの凶器はナイフ、銛、斧。
「エルム街の悪夢」の噴水級の流血と違って、こちらの殺され方はシンプルで上品。

しかも、みんなこぞって殺される瞬間に目を瞑る。
きゃー!とかイヤー!とか、あんまり叫ばない。
被害者の生への執着が薄いと、観ている側の恐怖もあっさりするもんだなあと知る。
フレディの元気ソングと違って、神経質でいい感じに緊張感を煽る音楽だから、尚更惜しい!

アリスとビルがブレンダを探しに行くと、ベッドに血のついた斧がお布団かけて寝かされている。

基本的に殺しっぱなしなのに、気まぐれにこんな演出を入れてくると、殺すことが目的なのか、生きている人間に恐怖を与えることが目的なのかわからななり混乱。

残り30分のところで一時停止。

この映画の殺人鬼、ホッケーマスクチェンソーモンスターじゃなくて生きてる人間だな。
いつものごとく、初見としか思えないくらい内容を覚えていない。
そう考えると、音楽の記憶って視覚情報の何倍も強力なんじゃあないかと思えてくる。

最後に犯人の(ジェイソン?)の顔が出てくるのか、続きを観るのが待ち遠しい。






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