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ぼやぼやとひとりごと

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#対話

言葉の責任を放棄する_100日後にZINEをつくる、66日目

哲学対話が苦手だった。 苦手とは少し違うかもしれない。自分の中で「どう楽しめばいいのか」を微妙に掴み損ねていたため、安心できる参加者とでなきゃ楽しむことができないでいた。 しかし、それが本当に『哲学対話』なのだろうかという疑問がガムのようにひっついていたため、「哲学対話は楽しいよ!」と堂々と言えない自分であった。 「哲学対話とは」について調べてみると、一緒にいる・対話する・相互に学びを得る、というキーワードが出てくる。 対話ができることや、深く考えるための大前提として「安

語るカタルシス_100日後にZINEをつくる、28日目

先日、友人が配信しているラジオに助っ人出演した。 話をしている中で、あれ?私が言いたいことと全然違うニュアンスで受け取られているぞ、と感じる瞬間があった。 もちろん双方向の会話なので、伝えたいことを言い換えて、最後は「これが言いたかったの」と自分が握っているものを見せることができた。たぶん。 自分の声がすごく嫌いなので、普段は録音したものを聞き返すことはないのだけど、「投げてないボールを受け取られる現象」の謎が気になって聞き返してみた。 すると、恐ろしいことに気づいた。