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MtXであることの不安定さ

(※個人的な見解を存分に含んでいます)

自己紹介以外では初の投稿です。
Numaと申します。

私はMtXなのですが、自分の性自認の不安定さについて今回は書いていきたいと思います。


MtX
は簡単に言えば出生時男性ながら、自分が男性、女性のどちらにも属していない無性、もしくは中性、両性、不定性の人の事で、私は自分がどれかと言われたらこれと自認しています。

というのも、男性として生まれたので幼少期などは男の子として過ごしてきたのですが、思春期になると周りが急に男性っぽく見え、今まで同性という感覚だったものが、少しずつ異性のような遠い感覚になっていきました。話す時も少し緊張するようになってしまいました。
また、女性と話す時も同じように緊張をするので学生時代は全体的に人と距離を取るようになり、その頃には自分が男性だということに違和感を感じ、男性過ぎない服装や髪型を意識していました。
でも女性になりたい訳でもないし…ということでよく分からないまま成人しました;

その後も自分に悶々としていたのですが、21、2歳くらいの頃にたまたまネットでFtX(出生時は女性のXジェンダー)の方の投稿を見て、自分はこれの元々が男バージョンなんじゃないかと思いました。

それから発展した現在が、以下になっています。

性自認:MtX
服装:中性〜男性っぽくなり過ぎないもの
(身長が低いのと筋肉量が少ないので女性物も一応着れる)
髪型:中性(少し長め)
体:一部オペ済み
性的指向:バイセクシュアルもしくはパンセクシュアル(恋愛や性的な経験が豊富な訳では無いのでそこまではっきりとしていない)

ただ、これらに関してはあくまで自分の中で
世の中にあるカテゴライズや言葉で表現したらこれというぐらいに曖昧なニュアンスを含んでいます。

そのため、Xジェンダーでも中性や無性などの分類を自分に当てはめていません。
そういう意味ではクエスチョニングにも近いのかもしれません。

その上、印象の受け取り方も人それぞれなので「女の子かと思った」とか「実際に喋ると男だね」とギャップについて言われることもあります。

また、色々なカテゴライズやロールモデルみたいな人がいたとして、その考えに自分を合わせるのは自分らしさとはなんだか違うなぁと感じているので、それらはある程度参考にするくらいにしておき、後は自分らしさと自問自答し続けています。

自分のものはそれぐらい不安定な性自認だと思っています。

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