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絵画やその色に触れる本の紹介

実はまだまだ大塚国際美術館の余韻に浸っております。
ほんと名画揃いでめちゃめちゃ楽しかったんですよねー。

今回、大塚国際美術館に行くにあたって、美術館を楽しむためにちょっと読み返した本があったので少しだけご紹介します。

まずはこちらです↓↓

この「はじめての絵画の歴史」という本はデビィッド・ホックニーさんという画家の方が、古代の美術から現代の美術まで難しい言葉を使わずに様々な視点から紹介してくれています。

イラストが優しいタッチでとっつきやすさも◎です。

どんな紹介かと言いますと、「しるし(筆あと)」「光と影」「鏡と反射」などにそれぞれテーマを置きながら順番に丁寧に解説してくれています。

例えば「しるし(筆あと)」では写真のように正確に対象を描く絵にはしるしは見当たらないのですが、逆に印象派(モネやゴッホ)のようにしるしが目に見えて分かる絵の面白さなどについて、様々な絵画を比較しながら紹介してくれています。

また、他にもカメラによる写真の登場がより画家たちのフットワークを軽くしたなんて話もめちゃめちゃ面白かったです。

世界のたくさんの絵画には、今では思いつかないような苦労がたくさんあり、それを乗り越えて名画は生まれてきたのだということを、この本を読んで改めて感じることができました。

もちろん今の時代にもたくさんの素晴らしい美術作品が生まれていると思います。

ですが、スタートラインのハードル?のようなものも昔は今よりも遥かに高かったようにも感じましたね。


それこそミニチュア作品などに気軽にチャレンジすることのできる今の時代を生きることができているのには改めて感謝ですね~。笑

「ラス・メニーナス」

ちなみに↑の絵は大塚国際美術館で写真を撮ったディエゴ・ベラスケスの「ラス・メニーナス」という作品です。
こちらの作品も今日紹介した本で知ったのですが、ちょっとユニークな特徴があります。笑

それは何でしょうか?

答えは本のネタバレになっちゃうので言えませんが、もし興味があれば読んで見てください!
こんな風に他人にも言いたくなるような知識もたくさんの楽しい本ですよ~!
美術に詳しい方も、興味がある方も興味がない方もぜひ!?


ではでは今日もここまで読んでいただきありがとうございました。また良ければ見てみてくださいね!

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