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2024/7/13 世界は残酷で恐ろしいものかもしれないけれど、とても美しい。

はっぴー あいすくりーむ
ろっくんろーる あいむ そー

全てはNon fiction.
つまりはそういうこと。

日々の話。
チョコチップクッキーを買いにいく事から始まる出口のない退屈な話。

自転車で走る事が好き。ヒトの思考速度ってのはどうやら体感速度と直結してるらしくって、つまり自転車に乗ると思考の巡りが1.5~2倍ぐらいは速くなる。要するにアッパー系のDRUG。はいて~んしょんっ!!
けどそれと同じぐらい歩く事が好きで暇さえありゃ色々と俳回っている。
発見探検散策捜索。
歩いてると走ってる時に入ってくる情報の何十倍もの情報が入ってきて処理の方が追い付かなくなる。花が青いのも犬がブサイクなのも自転車が放置してあるのもその自転車に佐藤公一って名前が書いてあるのも、みんな等しく押し寄せるあのカンジがたまらなく好き。
そんなせいか最近青空を見上げる日が増えた気がする。

唐突だった。チョコチップのついたクッキーとついでだからCD-RWを買おう。ってんで近所の薬局崩れみたいな店に行った帰り。CD-RWがなかったな、なんて思って、そんな時唐突に青空が見えた。
それは文字通りの雲一つない青空で押し付けがましいイデオロギーのメタファーよりも先に、美しい、って!
このボクがだよ!?
美しいって。
そう感じたわけ。

唐突に世界が美しく感じられるってのは前に小説で読んだことあって、まあそう感じた彼はその直後自殺しちゃうんだけど…、じゃあボクも自殺しちゃうのか?って考えたらそれはないような気がするわけ。週刊誌に連載してる漫画やその他がボクの命綱だ。
この唐突なライフイズビューティホーな感覚はさ、人間らしい感情の現れなんでないのかな。つまりさ、良いとか言われてるモノを良いと思える。みたいな。

ボクは前からそういうヒトとして当たり前に備わるべき道徳観念みたいなやつを欲しいと思ってたし、こいつはチャンスかもしれん。なーんて。
青空は美しい、花は綺麗、空気は美味しくて、小鳥はかわいい。
愛すべきは愛しいヒトで、家族で、子供でっていうの。常識としては理解できるけど実感としては薄い。亡くした時に気付くって言うけど、じゃあ亡くさなきゃ気付けないのかって言うとそれは違うと思うのね。
信じる心。
決してお互いを疑る事なくそこに愛が存在してると信じきれる心。
そんなもの無いって突っぱねるほどには若くないし、在るって言い切るほどには幼くない。
TVではさっき北朝鮮の実態なんつって死んだ胎児を便所に棄てたみたいな話してて。いつまでも続いていく愛はある。って言える?悪いけどボクにゃとても無理。
じゃあさTVで白血病の子供の話をしてりゃいいの?ってそういう話じゃあないんだけど、でもどっちが愛されてるかは明白だよね。
だからって自分より不幸なヒトを見て自分を幸福だと思うのは難しいよね?だから些細な事で自殺だってできるヒトがいる。
自分の人生を自分で終らせられるっていうのは究極の自由っぽい。仮初めだとしてもだよ?
どれにも言えるのは神様なんていないし救いなんてないって事ぐらいか。
とにかく青空を美しいって思えたのは人間らしい感情の第一歩なんじゃないかなって思ったわけ。

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