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TOEIC

留学経験なしでTOEIC915点を達成するためには。

ぼくは一般的な日本の中学、高校で学んできた。
インターナショナルスクールに通っていた訳ではない。

また、大学も日本の大学だ。
英語圏には留学もしたことはない。

もちろん旅行でアメリカやオーストラリアに行ったことはあるが、どれも2週間程度。
だけど、中学生の頃から英語が好きで一生懸命勉強して、TOEICで900点を超えた。
いわゆるTOEICマニア的に何十回も受けたということでもない。
900点を超えたのは2回目の受験でだ。

ちなみに1回目は835点ぐらいだった。

思いつく限りの勉強法を列挙してみる。
英語に興味がある人は、どれか一つでもよさそうと思うものを試してみてほしい。

①中学校の英語の教科書の本文を暗記する。
3年分の教科書を全部だ。
できればスラスラと諳んじる程度に。
ネイティブの音声を聞きながら、発音、抑揚、アクセント、イントネーション、間、強弱を徹底的に真似る。

②高校程度の文法、構文、単語、熟語をひたすら理解し、覚える。
いわゆる大学受験英語というやつだ。
センター試験で6割取れるレベルを目指す。
大人になってからの外国語習得は、こういう地味な努力も欠かせない。

③英語のドラマや映画を、英語字幕でディクテーションする。
何度も同じ作品を観ながら、徹底的に真似をする。
自分の発音がよくなるにつれ、リスニング力も向上する。

④英語の文章を大量に読む。
ペンギンブックスの易しいものからでよいので、とにかくたくさん読む。
英語ニュースでいうと、NHKの英語ニュースアプリがおすすめだ。
簡単とは言えないと思うが、アメリカやイギリスの新聞などよりはずっと読みやすい。
なぜなら非常に日本語的な英語だからだ。
使う単語、言い回し、言葉の順番が、日本語話者が頭の中で英語に訳して話したりする英語に近い。

多分、日本語話者がとりあえず目指すべきゴールは、このレベルの英語だと思う。
読める、聞くことはできても、話す、書くというのはまたレベルが上がる。
キリがないところもある。
だけどこのレベルで発言ができるようになれば、十分にコミュニケーションツールとして機能する。
残念ながらネイティブからすれば違和感のある英語かもしれないが、気にしなくてよいだろう。
英語はイギリス人だけのものではない。
世界中で各々の英語でみんな自信を持って話している。

そして、このレベルの英語を武器に、後は実践あるのみだろう。

⑤日本で、英語を話さざるを得ない環境に身を置く。
これはできれば仕事で使う方がよいだろう。
留学やワーホリは多額のお金がかかるが、日本でアルバイトしながらでも実践の場がある。
例えばインバウンド客が多いレストランやゲストハウス。
浅草、上野辺りに行けば、日本語よりも使う機会が多いかもしれない。

外資系企業にチャレンジするのも最高だ。
だが、実は日本における大外資系企業の周りには様々なサプライヤーが存在する。
そういった半日系、半外資系のような企業だと、気持ちは楽だろう。

⑥TOEIC対策。
これはいざTOEICを受けると決めてからでいい。
めちゃくちゃ重要な対策を一つだけ。

時間配分を決めること。

TOEICはかなり量が多い。
一つずつ時間を決めずに取り組んでいると、かなり取りこぼすことになる。
だから、例えば単語パートは20分まで、長文パートは40分まで、という風に決めてしまう。
これは目指す点数や好みによっても分かれるので、それぞれ戦略を立ててほしい。

そして数年分の過去問を解いてみる。
①〜⑤までで培った英語の実力があれば、900点はそう高い壁ではない。

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