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ジブリ

好きなジブリ作品TOP3を発表していきたいと思う。
お待たせしました。

ちなみにぼくは電車で宮崎駿監督に話しかけられたことがある。

No. 3
トトロ

これはもう言わずもがなだろう。
子どもの頃、ビデオテープを何百回と繰り返し観た。

夏休みというシチュエーション、田舎という光景。
日常から少し離れた特別な時期。

その環境で、不思議な冒険が始まる。
子ども心をくすぐりまくる設定だ。

サツキも子どもながら凛としていて、憧れのお姉さんという感じがしたな。

何が好き、どんなメッセージが響いた、ということでもなく、子どもの頃を思い出す作品。

No. 2
もののけ姫

これも小学生の頃、高学年だった。
地元の映画館ではなく、市民会館で上映されることになった。
特にジブリが好きとか映画が好きとかいう少年ではなかったが、すごいものを観てしまった、という感想だった。

その後大人になるにつれ、よりその深みや味わいが好きになっていった。
元々動物が大好きで、動物と仲間になりたいという夢があったから、刺さったところもある。

自然との共生、呪術的なものが残る時代の共同体の生活、迫力のある戦闘シーンなど、見応えがすごい。
観るタイミングによって、吸収するものが変わってくる面白い作品。

No. 1
風立ちぬ

1位に選ぶ人は少ない作品かもしれない。
この作品以外の宮崎作品と、あまりにテイストが異なる。
まず、空想上の生き物は登場しない。
主人公が男性。
そしてリアルな男女の恋が描かれる。

この作品の好きなところは、何よりも情景描写の美しさだ。
色んな思いがある中で、草原を風が拭き飛行機が飛ぶシーンがある。
もうこのそよそよと草がなびく絵が、現実よりもリアルに感じた。
音、風、匂いが感じられたし、今でも思い出せるようだ。

戦争中の苦しい気持ちや生活、夢を追う姿勢、飛行機を作りたいという純粋な目標が、人を殺すことに役立っているという事実。
映像の美しさ、テーマの永遠さが合わさって、記憶に刻まれる作品。

番外編
この記事を書くにあたって、今までに出たジブリ作品を調べてみた。
実は観たことがない作品も多々あったので、いつか観てみたいと思う。
また、人気のある作品でも、実はピンと来ないものもいくつかある。
風の谷ナウシカ、天空の城ラピュタ、魔女の宅急便、千と千尋の神隠し、君たちはどう生きるか。
これらは何度か観たものもあるが、それほどグッとは来なかった。
とても好きだ、という方はぜひその魅力や見どころをご教示いただきたい。

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