走り人_20240810
走り人の勝負は、走る3時間前から始まっている。
今日は走るぞ、という覚悟を決める。
朝走るのであれば、寝る前にその決意を決めて準備をしておくことが、もう勝負になっている。
仕事のあと走るのであれば、退勤する前から勝負は始まっている。
覚悟を決めておくことと、意外と大事なのが、飯をどうするかだ。
お腹が空いてくると元気がなくなるし、疲れが勝つ。
そんな状態で走りたくなるはずがない。
かと言ってお腹いっぱい食べてしまうと、身体が重くなるし、多分吐く。
お腹に入れた食べ物は胃からなくなるのに大体3,4時間かかるらしい。
胃に食べ物が入ってると気持ち悪くなる。
なので、しっかり食事をした後は、多分3時間ぐらい空けないと走れない。
そして仕事後の夕食の後の3時間後は、もう眠い。
なので、仕事終わった後は、おにぎりを一個だけ食べて帰る。
それぐらいなら1時間ぐらい空ければ走り出せる。
さて、次は帰宅後だ。
もう、走る格好に着替えてしまう。
こうなると後に引けなくなる。
少し休憩した後は、靴を履いて外に出る。
軽く股関節や足のストレッチをして、ジャンプをしたりスキップを始める。
自分の様子を探る。
違和感がある箇所をまたストレッチしたりする。
時間を戻して、2時間前に戻ろう。
走るルートを決めておくのも大切だ。
ルートを決めておかないと、走ってる間にどこを走ろうかなどと余計なエネルギーを使ってしまうので、先に決めておいた方がいい。
何キロ走るのか、軌道修正はできるのか、どの辺りを走るのか。
好きな街並みが見えるルートが開拓できると、勝ちに近づく。
気になるお店が見つけらたりしても、ラッキーだ。
では、走り始めよう。
徐々にペースを上げていく。
スマートウォッチなどを着けていると便利だ。
ペースが分かる。
目標のペースや、しんどくなるペース、調子が悪いペースを把握しておく。
走ってる間は結局自分のペースと向き合い続ける時間になる。
あまり走ったことがない人は、1kmを6分から7分で走れるようになるのを目標にするとよいと思う。
走り始めは、苦痛だ。
多分コルチゾールとかが出て、非常に不快な気持ちになる。
頭の中も日常で起きたあらゆる嫌なことが思い起こされていく。
あのくそおばあの一言とかね。
しかし走ることになんとか意識を向け、30分ぐらい走ってると、そのイライラが消えていく。
その結果、あれ、悩んでたことって別に大したことじゃないな、という風に整理されていく。
そして最後、目標の距離や目標のタイムを達成すると、なかなか味わえない興奮を体験する。
めちゃくちゃ気持ちいい。
叫び出したくなる。
家に帰ったら、分かるだろう。
冷水シャワーだ。
とぶ。
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