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SBI証券でつみたてNISA➡一般NISA変更した流れ

2021年に向けてSBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」へ変更手続きを行いました。

・実際に、つみたてNISAから一般NISAへ変更した人の体験談を知りたい。
・新NISAが始まる2024年じゃダメなの?
・残りのつみたてNISA枠は使えるの?

こんなギモンにお答えします。

20~40代ではつみたてNISAが圧倒的に人気なので、
「つみたてNISA」から「一般NISA」へ勘定区分変更している人はあまりいませんよね。

本記事では実際に「つみたてNISA」から「一般NISA」へ変更した体験談についてお伝えします。

なお、本記事は「SBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に区分変更してみた!」の要約版ですので、詳細は⇩の画像をクリックして飛んだブログでご確認ください。

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本記事でわかること
・つみたてNISAから一般NISAへ変更手続き方法と流れ
・一般NISAで積立設定できるタイミング
・つみたてNISA枠の残分は継続で使えるのか?
・つみたてNISAから一般NISAへ変更した理由

つみたてNISAから一般NISAへの勘定区分変更手続きから一般NISAで積立買付設定するまでの流れ

実際に私がSBI証券でつみたてNISAから一般NISAへ勘定区分変更し、一般NISAで買付設定するまでの流れを、画像付きで詳しくお伝えしていきます。

結論から申し上げますと、余裕を持って、

✓申請関係の手続きは10分
✓変更手続き完了まで2週間程度

あれば完了すると考えれば大丈夫です。

「つみたてNISA」から「一般NISA」に変更する流れは次のとおりです。

「つみたてNISA」から「一般NISA」に変更する流れ
①つみたてNISAからNISAへ変更申込
②勘定変更の確認
③停止予定期間を確認
④申込受付完了
⑤すぐに勘定変更受付メールが届く
⑥翌営業日に書類発送通知が来る(SBI証券のメッセージボックス)
⑦3営業日後に「勘定変更依頼書」が自宅に届く
⑧返信用封筒で「勘定変更依頼書」を返送する
⑨返送後3営業日後に「勘定変更完了」通知が届く(SBI証券のメッセージボックス)
⑩一般NISAで積立買付設定を行う
⑪つみたてNISAのつみたて設定は削除しよう!

それでは詳しく見ていきましょう!

①つみたてNISAからNISAへ変更申込
 SBI証券ログイン画面右に「つみたてNISA→NISA[変更]」から変更申込します。

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②勘定変更の確認
 「変更後の勘定」がNISAとなっていることを確認します

③停止予定期間を確認
 つみたてNISA→NISAへ変更するとき、翌年のNISA枠は、翌年の2月以降にならないと買付できません(設定は可能)。
 当年分のつみたてNISA枠は、継続投資可能。
 問題なければ「書類請求を申し込む」から申込ます。

停止予定期間を詳しく知りたい方は「つみたてNISA⇔一般NISAの勘定(区分)変更で注意すべき13点」をご覧ください。

④申込受付完了
 申込受付が完了するとメールと書類が後ほど届きます。

⑤すぐに勘定変更受付メールが届く
 申込受付するとすぐに受付完了メールが届きます。

⑥翌営業日に書類発送通知が来る(SBI証券のメッセージボックス)
 申込の翌営業日に「勘定変更依頼書」発送の通知がSBI証券サイト側のメッセージボックスに届きます。

⑦3営業日後に「勘定変更依頼書」が届く
 手書きする内容は

1.提出年月日
2.漢字氏名

の2項目だけです。

⑧返信用封筒で「勘定変更依頼書」を返送する
 返信用封筒は「勘定変更依頼書」に同封されていますので、それを使って返送します。

⑨返送後3営業日後に「勘定変更完了」通知が届く(SBI証券のメッセージボックス)
 勘定変更依頼書を返送3営業日後に、勘定変更完了の通知がSBI証券のメッセージボックスに届きます。

⑩一般NISAで積立買付設定を行う

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 投資信託を「NISA」預りで積立買付できるようになります。

ただし、NISA口座での買付は翌年2月からになります。

「課税枠シフト注文設定」で「する」を選択しても特定口座で買付してくれません。

NISA枠を使える2月まで特定口座で買付したい人は、別途特定口座で買付が必要です。

⑪つみたてNISAのつみたて設定を削除!
 SBI証券ログイン>口座管理>つみたてNISA銘柄の「積立」リンクから、つみたてNISAの設定を削除しておきましょう。

これであなたも一般NISAで積立買付できます!

つみたてNISAで積立設定しているものは継続できる?

翌年から一般NISAになるなら、今年のつみたてNISA枠で引き続き積立買付できます。

例えば、私の場合、2020.10/9に、2021年分をつみたてNISAから一般NISAへ切り替えました。
(10/1以降につみたてNISAから一般NISAに切り替える場合、翌年のNISA枠を「一般NISA」へ切り替えることしかできません)

したがって、上の画像のとおり、2020.12/10まで問題なく毎日買付を続け、2020年のつみたてNISA枠40万円を使い切りました。

つみたてNISAから一般NISAに変えた理由

参考までに、ぬくぬくが「つみたてNISA」から「一般NISA」へ変更した理由をお伝えしていきます。

つみたてNISAから一般NISAへ変えた理由は次の5点です。

つみたてNISAから一般NISAへ変えた理由
①一般NISAのロールオーバーは、新NISAを経由して今後も続くと予測している
②既に一般NISA枠を埋める余剰資金があり、10年かけて時間分散して投資していきたい
③早期に投資へ回して、値上がり益非課税の恩恵を最大化したい
④三井住友カード+SBI証券で0.5%リターン確定の恩恵を受けたい(2022年2月開始)
⑤コロナショックを受けて、リスクを下げたい

①一般NISAのロールオーバーは、新NISAを経由して今後も続くと予測している
 金融庁も平成25年(2013年)から「NISA恒久化」を要望しており、令和2年度の税制改正では「つみたてNISAの5年延長」「新NISA(2028年まで)」が実現しています。

 小額投資非課税制度の法制度は形を変えつつ、今後も残っていくと想定しています。

②既に一般NISA枠を埋める余剰資金があり、10年かけて時間分散して投資していきたい
 既に一般NISA枠を埋める余剰資金は確保してあります。債券やリートにも投資できるのも利点ですね。

全世界全資産のアセットアロケーションを組みたいなら一般NISAでしか実現できません。

しかし、
・ロールオーバーを含めて、10年かけて一般NISA枠が埋められる予定が無い
・株式一本で良い
という人は、一般NISAに変えず、そのままつみたてNISAで20年間投資を続けた方が良いでしょう。

③早期に投資へ回して、値上がり益非課税の恩恵を最大化したい
 全世界の資産に分散投資(アセットアロケーション投資)すれば波はありますが長期保有すれば恐らく値上がり益が発生していると考えています。

また、2024年から始まる新NISAを勘案すると

2021~2023年まで:一般NISA(120万×3年=360万円)
2024~2025年:新NISA(122万×2年=244万円)
2026~2028年:一般NISA時代の5年非課税期間終了後にロールオーバー
2029~2033年:新NISAの1階部分をつみたてNISAへロールオーバー(20万×5年=100万円)
2029~2033年:つみたてNISA非課税枠残分(20万円×5年=100万円)
2034~2042年:つみたてNISA(40万×9年=360万円)

で累計「1164万円」の非課税枠を確保できます。

したがって、早く、大きな額を投資に回せていれば、値上がり益が大きくなり、受けられる非課税の恩恵も大きくなりますので、この恩恵を受けたいと考えています。

④三井住友カード+SBI証券で0.5%リターン確定の恩恵を受けたい(2022年2月開始)
 三井住友カード+SBI証券の「三井住友SBI経済圏」は2021年2月から!でも記載しましたが、2022年2月以降、三井住友カードでSBI証券の投資信託が購入できるようになる予定です。

⑤コロナショックを受けて、リスクを下げたい
 2020.3月のコロナショックで底を付けた頃、マイナス30万円弱の記録を付けました。

事前に調べて知ってはいましたが、自分のリスク許容度を過信していました。

これを見て、ポートフォリオの実証実験を行いたいと考えています。

以上が、つみたてNISAから一般NISAへ変えた理由です。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

つみたてNISAから一般NISAへ勘定変更する人が少ないことでマイノリティ感がありますが、8割以上の人が一般NISAを利用しています。

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年代別に見ても一般NISAの方が多く、若年層のつみたてNISAが多い状態です。

つみたてNISAが隆盛を極めていますが、投資方針を考えつつ、変更したい人は心置きなく一般NISAへ変更しましょう!

なお、本記事は「SBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に区分変更してみた!」の要約版ですので、画像付きで確認できる詳細は⇩の画像をクリックして飛んだブログでご確認ください。

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