雨の日にキリンレモン
【短編】電車小説 「雨の日にキリンレモン」
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6月1日(月)
朝から窓に雨ピチピチ、ぴしゃぴしゃ
どんよりなprelude
部屋には大量のダンボール
マジックペンでキッチン、洗面所、、書類
空っぽの冷蔵庫を開けて、、なにもない、、あぁお腹空いたな
サンダルだけ置かれ片付いた玄関を後にして思った、
あ、傘も全部処分したんだった
駅近3分だし小走りで向かおう
まだ定期券は切れてないしギリギリまで使わないと。
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「ドア閉まりや〜す」
プシューーー。
ガタン
ゴトン
ガタンゴトンガタンゴトン。
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ドア付近に
学ラン集団とスカート女子たち。
学校再開したのかな?
自粛期間長かったよな、、本当に
でもそんなことは全く気にしてないかのようで友達と話す顔は、はじける笑顔キリンレモン。
その空間はこれからやってくる夏の快晴青空そのもので、、
「未来には希望しかないよ、おじさん」
と言われてるみたいだった
いつの間にか朝の気分は一転
"キリンレモン"だ。
END
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西野亮廣さんのvoicy記事👇
https://voicy.jp/channel/941/79733
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