あいつの正体
【短編】電車小説 「あいつの正体。」
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小さい頃はよく家族でミニバンに乗って遠出したっけ。
そういえば帰り際、車の中でいつも不思議に思っていたことがあったな。
どうして"あいつ"はいつも車の横を付いてくるんだろう?
車のスピードが遅くても速くてもどこにいたって付いてくるんだ。
"あいつの正体"は一体なんだ??
考えても考えても答えはわからなかった。
いつしか
身体もこころも大きくなってきて
そんなこと疑問にすら思わなくなった。
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生きていく中で
夢や目標はいつも同じ形であるとは限らない
その時の感情に左右され、知識量や成長度合いによっても変わる。周りの環境や置かれている状況によっても形がちがって見えたりする。
と私は勝手に思っている。
ある時には
欠けていたり
半分だったり
霧がかかってボヤけていたり
まん丸で眩しかったり
雲に隠れて見えなかったり
しかしどんな姿であろうと確実にそこにある。
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あぁー"あいつの正体"はこれだったのか。
電車を運転中
横をずっとついてくる"あいつ"を見ながら
昔のことを思い出したり、ふと答えが出たり。
本当に生きていると不思議だらけだな、
あぁーそしてまた不思議に出会ってしまった。
22時30分
休憩中にこんなことを綴ってみた。
END
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西野亮廣さんのvoicy記事👇
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