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201号

【短編】 電車小説 「201号」

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小型舟がぷかぷか浮かぶ平潟湾

その真横にある茶色と赤の5階建鉄筋マンションはレンガ造りがとてもかわいい。

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朝目覚めて窓の外に目を向ければ、

太陽が水面に反射して眩しくて
窓を開けると風がフワーッ
ほのかに香る潮の匂い。

夕方は近所の高校大学から帰宅する生徒たちの笑い声と懸命なshout(シャウト)、

この叫び声で何度かイラッと、、
したことは当然ある。

ジメジメ暑い夏の夜20時には必ず、、

ヒュ〜

バーーン

ドドド

地元テーマパーク恒例の赤あお黄色みどりピンクが窓から一望できてロマンチック

とはいかず、、、

バルコニーのすぐ目の前を通るモノレールに隠れてそのHANABIはひょっこりと顔を出す程度 。

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電車で新居先へ向かう途中

そんな思い出たちが頭の中を山手線する、
今乗ってるのは赤い電車のハズなのにな。

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30歳になっても不安でたまらないことはもちろんある。

それでも人生がぐるぐる山手線しないように、
今度は綺麗なHANABIを眺められるように、
自分の目標と夢をshoutし続ける

学生たち聴いてろよ。

                  END

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西野亮廣さんのvoicy記事👇

https://voicy.jp/channel/941/79733

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