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離れていても家族。
こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sの中村香菜子です。
先週は、1年ぶりにぬくぬくマルシェえぶりわんを開催することができ
たくさんの新しい出会いにうれしい気持ちになりました。
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春は、いろいろな変化の季節ですね。
今年度を振り返ると、本当に様々なことがありました。
私自身の生活でも大きな変化がありました。
私は昨年、子どもたちと離れて暮らし始めました。
様々な事情があり、「離婚」という選択肢をとっています。
子どもたちの親権は自分はとっていません。
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でも子どもたちと毎日のように会ったり
食事をつくったりと、日々、交流は欠かしていません。
自分が、「離婚」するとは、これまで夢にも思いませんでした。
しかし、「自分らしく生きる」ということに視点を置いたときに、
このままでは、ダメだと考えました。
ここ数年、ママだけで活動していたぬくぬくママSUN’Sに、たくさんのパパが参画してくれるようになり、パートナーシップのことや、家族のことをたくさん対話するようになりました。
また、真ん中の息子が不登校になり4年。この間、今までの私の価値観を覆されるようなことにたくさん出会ってきました。
もちろん、実の弟がトランスジェンダーということがきっかけで、出会ったLGBT活動の中でもたくさんのことを学びました。
「枠組み外しをする」
「自分らしく」
と言いながら、いつも自分らしく生きられていなくて、どこか、息苦しい日々を過ごしていました。
自分の中の硬くて古い価値観が邪魔をしていたからだと思います。
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色々な人と対話する毎日の中で、
沢山の方に、離婚経験があることに気付かされました。
また、自分と血のつながらない親子関係を築いている人にもたくさん出会いました。
令和時代、くれよんしんちゃんや、ちびまるこちゃんだけが家族のカタチではない、ということがよくわかります。
最近、(離れていても家族)という本を読みました。
私は、こころのどこかで
「離婚」とは、「非スタンダード」だと思っていたし、
本人の我慢が足りないのじゃないかと、どこかで思っていたことがあります。自分ってだいぶひどいなと思います。
でも、それは大きな大きな間違いだったと、心の底から今は思います。
私が離婚したことにより、3人の子どもにも、その他周りの人にもそれぞれ負担をかけたことは、間違いありません。
ですが、私は、自分が自分らしく生きることで、3人の子どもや、大切な人、社会の皆さんに、誠意を見せ、感謝を返していきたいと思いました。
40年以上生きると、様々なことがあります。
家族とは。生きるとは。
自分らしさとは。
私は、私が正しいとは、決して思いません。
「普通」とは、どこにもないと考えています。
ひとつの揺るがない理論ではなく、いつも皆の価値観がゆらぎながら、
どんな価値観も
そーなんだねと
否定せずに聞ける。
そして、
あーだこーだと語り合える、
高め合えるつながり、ネットワークを
私は創りたいです。
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私についている、多くの傷も、喜びも、
何一つ隠すことはありません。
私のことを、
「不器用」「あぶなっかしい」
という人はたくさんいます。
でも、私は、
まっすぐに、自分に正直に生きていきます。
18歳の長女が私のすべてを受け止めてくれたうえでこう言ってくれました。
「お母さんが一生懸命話せば、みんなわかってくれるよ」
離れていても、家族。
どんな形でも、相手がWellBeing(よりよくある)ことを願う
そんな家族のカタチを私も模索していきたいです。
これからも自分の人生や子育てを包み隠すことなく、お話しながら、みなさんと「自分らしさ」について、考え続けていきたいです。
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