見出し画像

こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sの中村香菜子です。
いよいよ3月!卒業シーズンですね。
うちの長女長男も、この春卒業です。

先日、長女の卒業式に出席しました。
高校の3年間のうち、2年間がコロナ禍ということもあり、学校へ行く機会も、とても少ないうえ、やはり小中学校に比べて親の関わりはぐっと減ってくる年齢なので、卒業式もどんなかんじかな~と思いながら行きました。

小中学校のように、合唱があったりするわけではないのですが、今風の動画などでいろいろと演出してくださり、気が付けば、私も涙がこぼれていました。
動画に使われていた歌が印象的でした。

ベリーグッドマンのハイライトという曲。
歌詞の中で、
「特にがんばれなんて言わない でも、一緒に頑張ろって思うんだ」
とか、
「勝ち負けよりも大切なモノがあると 教えてくれた仲間と勝ちにこだわって今日もあの場所目指す」
というところがあり、令和時代ぽいな~いいな~って思いました。

情報にあふれ、正解のないこの現代、
いろんな見方があることを感じさせられます。

黒板にはスラムダンクの安西先生のイラストと共に
「あきめたら試合終了ですよ」
の文字。

でも、担任の先生はその黒板の前で涙を流しながら
「あきらめることや逃げ出すことがあってもいい。でも、自分と向き合うことだけはあきらめないで」
と、おっしゃっていました。

長女は2月生まれなのでつい先日18歳になりました。
いつの間にかいろいろな言動が大人っぽくなり、本当にしっかりしたなと感じます。
産まれてきた時は、
授乳がうまくいかず、ほとんど眠れぬ日々を過ごしたこと。
保育園に入園し、何度も風邪をひき入院もしたこと。
幼稚園でのママ友との関係の難しさ。
小中学校でもたくさんの困難や、喜びが、数えきれないほどありました。

18年前、ママになったばかりの私は、
「のぞみ」と名付けた我が子に、
のぞむことが多すぎて、なかなか、手放しに娘をかわいいと思えませんでした。
でも、今は、心から娘のことをかわいいと思えます。

親が
「子どもを信じる」
って、難しいと思います。
どこかで、子どもに期待をしてしまって、
本当に信じるということにならないことも多いです。

でも、どんなあなたでも、大丈夫と思える。
そう思えるようになるために、私は15年くらいかかりました。
ダメなお母さんでしたが、
娘は
「お母さんが一生懸命話したことは、きっとみんなに伝わるから」
と、笑顔で私をいつも認めてくれます。

私は、娘に教えてあげる事なんて、何もないと思っています。
私が、娘から教えてもらうことばかりです。

最近、「幸せ」のことを、英語のHAPPYだけでなく、「Well Being」と訳されることも増えてきています。
Well Being=よりよくある
ということ。

私は、いつも、こどものWell Beingを願っている人でありたいと思います。
誰かのものさしでの評価ではなく、その子自身が、自分自身を認めて生きていけるように。

これから一人暮らしをする娘に、精一杯のエールを送り続けたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?