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くらしと命を守るための選択肢

こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sかなちゃんこと中村香菜子です。

半年に一度入れ替わっていくぬくぬくママSUN'S子育てサークル。先週、2019年度後期の活動が終了しました。

7人の方が卒業しました。4月1日からは5人の新しいメンバーが入って2020年度前期がスタートです!

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卒業メンバーの言葉で

「この活動で、様々なことから逃げずにちゃんと自分で考えることができた。」

「自分自身の知らない一面に気づくことができた」

というような感想をいただきました。

半年~1年の在籍期間でしたが、それぞれが、受け身ではなく、自分から考えたり行動したりできていたことがとてもうれしかったです。

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今とってもみんなが不安でいっぱいの社会情勢です。

1週間前noteを更新した時からまた状況が変わってきていますね。

土日は都会中心に外出自粛となり、地方に住む私たちは、全国ニュースを見ながら様々な想いになったと思います。

私たちも日々、考え、どのような活動を展開していくか多くの方に意見を聞きながらすすめています。

テレビを見ていると、

「20代、30代の方は高齢者の方のため、我慢をして家にいてください」と、しきりに言っていました。

20代、30代というと、子育て中の親たちに多い年代です。

私は心が苦しくなりました。

1日中どこへも出かけず、子供と二人きりだとしたら・・・私の場合は、子供をたたいてしまうかもしれません。

子供に怒鳴ってしまうかもしれません。

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保育所という「場」がOPENしているにもかかわらず、家で子育てしている乳幼児親子の「場」がすべて閉鎖されていることが、とてもとても悲しいです。

経済活動をせず、「子育て」に専念している育休中のママたちをないがしろにしていると私は思います。

「我慢せず、しんどい時は、しんどいって誰かに言ってほしい!」

と心の中で強く思いました。

「我慢せず、近くの頼れる人HELPを出したり、だれもいなければ、ぬくぬくママSUN'Sのメンバーの顔を見に、講座に来てほしい!」

と思いました。

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いくらテレビ電話やインターネットがあっても、こどもたちには、「リアルの対面」「リアルの生活」「リアルの肌のふれあい」が、必要です。

そして、数か月、1年、数年しか生きていない子供たちにとっては大人の何倍も1日の時間は長く感じているのです。

今現在、仕事を持っていない状況のママたちが、みんなすぐにオンラインを使いこなせる方ばかりとは思いません。

「あのニュースみた?悲しかったね。不安だったね」

「昨日こんなことがあったよ!」

となんでもないことを話せる場所は、本当に貴重です。

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ぬくぬくママSUN'Sは、何も考えず、誰かの命を奪おうとして、「場」を開いているわけではありません。

むしろ、子育て中のママたちの心と体の健康を保つため、衛生面にも気を使いながら、子供たちの「命」を守るために、「場」を開いていこうと思っています。

もちろん、これは、刻々と変わる状況の中で毎日のように判断していこうと思っています。

どこにも遊びに行く場所のない乳幼児親子のみなさんの「ほっと一息できる場所」「誰かの笑顔に出会える場所」

を、今後も状況を見ながら開いていきたいと思います。

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今回のことで言えるのは、くらしと命を守るための選択肢は、見方を変えれば真逆のことがたくさんあるということです。

無症状の人が誰かにウイルスをうつしてしまい、高齢者の方の命が亡くなってしまう事もあるかもしれない。

家の中でいることで大人たちのストレスがたまり、小さい子供たちが虐待で死んでしまうかもしれない。

仕事を失ったパパのストレスがママへのDVになるかもしれない。

人間は同じではありません。

狭い日本の中でも東京とそれぞれの地方、地域も同じではありません。

全ての人が同じ価値観で、同じものさしで、同じ方向を向く

ということこそが、私はウイルスよりも怖いのす。

一つのものさしで考えるとどこかにしわ寄せがいきます。

今こそ、ひとりひとりが、適当ではなく、流されることなく、真剣に考えて、命とくらしを守る選択肢を日々決めていかなければならないのではないでしょうか。

私は真剣に考えている人の選んだ選択肢を批判したくはありません。

どの選択肢も「愛」です。

愛を持って、これからも日々許し合い、助け合いながら、このピンチを乗り切っていきたいと思います。

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