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【詩】かたおもい

幽霊が乗っかってきて重かった
黒い服に吸収され消えてしまった
君とちょうど同じ重さで
でも幽霊だから触れることはなく
つんと空の青さを睨んだ



2010/09/13(日本文学館『5行ポエム大賞』?に投稿・一次予選通過)
2013/02/23 改訂
2022/05/25 さらに改訂
日本文学館の賞は、現在は行われていないようです。たった5行といえど、見直すと直し甲斐がありますね……。

トップ画像は、安比奈 ユキさんからお借りしました。こんな、縁だけのグラデーションが美しい空が好きです。
黒に吸収されて、青を睨んで。


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