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中華スープ仕立てのカップラーメン~デザートはケーキ~

 久々にお題3曲シリーズを思い立ちました。
 3ヵ月ぶりですね……前回も楽しかったです。


 さて、今回のお題は『料理を作っている曲と言えば?』なのです。単に料理や食材をモチーフにした曲、ではなく、料理を作っている風景を描写した曲がテーマです。
 なんでそんなお題にしたかと言うと、不意に1曲目を懐かしく思い出したからです!


1曲目:松任谷由実『Chinese Soup』

(記事のタイトル、あえて「中華スープ」と書きましたが、この楽曲だと察した方、おられますか……?)

 思い出したきっかけは忘れてしまいました(笑)。
 けれど、名曲の多いユーミンの曲の中でも、なぜかこのユニークな1曲が、私は好きなんです♪

椅子に座って爪を立て
莢えんどうのすじをむく
莢がわたしの心なら
豆はわかれたおとこたち

1番Aメロの歌詞

 昔の男たちをぼんやり思い出しながら、今の彼のためにチャイニーズスープを作る彼女……。
 この後に来る「煮込んでしまえば形もなくなる/もうすぐ出来上がり♪」というフレーズが、捉えようによれば怖い感じもありつつ、メロディは至って軽快で、なんともいえない女心を表している気がして、すごいと思います!


2曲目:大塚愛『ラーメン3分クッキング』

 料理を作っている曲……と連想して、次に辿り着いたのはこの曲です。わりとすぐに思いつきました。

「もしもし 今何してんの?」
「カップラーメン お湯入れて3分待ってるトコ」
「この3分をどう使っていくかがミソやね」
「ミソ!?」

1番Aメロの歌詞

 カップラーメンにお湯を入れたタイミングで電話がかかってきて、雑談をしているというスタンスの楽曲。ちなみに最後の「ミソ!?」から「味噌(ラーメン)」に繋がっていきます(笑)。

 具材ネタ、麺の種類ネタが歌詞に詰め込まれています。
 あと楽曲全体が3分きっかり、2分半経過した時点で「堅麺派はここでどうぞ~♪」と合いの手が入るという遊び心も満載!

 大塚愛さんの楽曲は、代表曲は『さくらんぼ』のようなラブソングのイメージが強いですが、タイアップもないアルバム曲でもこだわりが溢れているので、好きなのが多いです♪


3曲目:さユり『ケーキを焼く』

 こだわりが強いと言えば、この方の曲も面白いです!

(動画のサムネでは「酸欠少女さユり」となっていますが、現在のアーティスト名は「さユり」です。もう結婚されているし、さすがに「少女」は抜けますね……)

飲み込めない 嚙み砕けない
気持ちはどこにいくの?
(中略)
ケーキを焼きましょう
ケーキを焼いてみましょう?
大体のお菓子は
卵に砂糖を混ぜるところから
はじまるらしい

1番Aメロ~サビの歌詞

 この曲は「心がモヤモヤするなら、あなたの好きなケーキを焼いてみない?」という内容です。ご本人がお菓子作りを趣味にしているのかな? あなたの自由にしていいのよ、というメッセージがそっと寄り添ってくれる、優しい曲だと思います。

 ちなみに私はチョコレートケーキが食べたいです。
 でもケーキを焼ける自信はありません(笑)。


 いかがでしたでしょうか?
 他には、カテゴリを選ばなければ、童謡の『おべんとうばこのうた』『キャロットスープ』なんかもありますよね~。
 令和のお子様たちは知ってるのかな??

 ただ料理を作るだけでも、人によって見える世界は違うんだろうな~。この記事を書きながら、そう感じることができて楽しかったです!


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