本の記録 2024.06.01-06.30


買った本

今月は私の誕生日があったため、ここに書いた本のほかに自分への誕生日プレゼントと称して買った本があります。
それらの本については以下の記事をご覧ください
本の記録 特別編 自分誕生祭2024


・城崎にて 四篇

森見登美彦さんが城崎に!?あらすじ読んだら蟹は食べたっぽいけど、それ以外には何をしたんだろう。
城崎温泉いいですよね。JR城崎駅から歩いて行ける範囲に温泉地がおさまっているところが素晴らしい。

・茨木のり子詩集
茨木のり子さんの詩はまったく読んだことがないのですが、「谷川俊太郎編」につられて買いました。谷川俊太郎さんの詩も読んだといえるほど読んだことはないですが……(エッセイは好きで何冊か読みました)。
活字が読みたいけど長い文章を読む元気はないとき用。

・自分でやってみる人のための校正のたね
リソグラフ印刷が好きで、リソグラフ印刷をするために何とか原稿をひねりだして入稿したことがありまして、そこから組版に興味をもったりした一環で校正のことも知りたくて買いました。
リソグラフ印刷はいいぞ……!蛍光インクかわいすぎ。みんなもっとリソグラフ印刷すればいいのにな~。

・裏世界ピクニック(9)
9巻でた!!!

・ブラックサマーの殺人
『ストーンサークルの殺人』が面白かったので買いました。

・図書館の大魔術師(8)
8巻でた!!!今回も面白かったけどなんか巻を追うごとにネーミングセンスがダサくなってる気がする……今後に期待!!!

・室外機室
ツイッターで試し読みして面白かったので買いました。全体の構成がすごくいい!
買った本屋さんではでかいをポスター貼ってめちゃプッシュしてました。

・たくさんのふしぎ 2024年7月号 風が描く絵 鳥取砂丘
鳥取砂丘行きたいなぁ~。最後に行ったの15年くらい前か……。
丘が高くて楽しいところです。

・星降り山荘の殺人
この本を買った経緯については後日詳しく書きたいと思います。

・伝説とカフェラテ
東京創元社さんのSNSで知って、あらすじ読んで気になったので買いました。

・言葉というもの
言葉ってなんなんやろな……

・世界はラテン語でできている
以前から「学名ってかっこいい……!」と思っていたので買ってみました。

・哲学史入門 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
初心者向けの哲学入門の本を何冊か読み、「そろそろ一旦歴史の流れに沿って網羅的に哲学者のこと知りたいな~」と思っていたら、ちょうどこの本が刊行されたので買いました。

・日下を、なぜクサカと読むのか
この本をすごい読んでほしい友人がいて、とりあえず買いました。自分が読んだ後に差し上げようと思います。

以下の本はイベントでやってた古本市で買いました。
・小説のように
この本のレビュー、どれも評価が高くて気になっていたのですが、その時点でもう品切れになってたんですよ……。そしたら古本市の棚にあって、心の中でガッツポーズしつつ速攻で確保してレジに行きました。

・1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編
・これからお祈りにいきます
・偶然の聖地
・悪童日記
・NOVA1

これらの5冊は気になってた本だったり作家さんだったりで、「おっ、あるやん」と気軽に手に取って買いました。

・スティル・ライフ
・青春を山に賭けて

これらの2冊はまったくのノーマーク。なんとなく目があったので買いました。
池澤夏樹さんは『丹後』を買った直後だったので目に留まったと思われる。すごいたくさん本を書いている人なのに著作を読んだこと全然ないからなぁ(おそらく『丹後』が1冊目になる)。
植村直己さんは有名な登山家で名前は知っていましたが、本を書いていたのは知らなかった。読むのが楽しみです。

・アメリカの鱒釣り
この本を買った経緯については後日詳しく書きたい(『星降り山荘の殺人』と同じ経緯です)。

今月、さすがの私も買いすぎたと思いました。
これは積読消化合宿が必要。涼しいところに行きたいです。

読んだ本

・方舟を燃やす
少しずつ読んでいてようやく読み終わりました。1999年の空気、なんとなく覚えていて、読んでて懐かしい感じがしました。

・本屋のない人生なんて
こういう本を読むたびに、書店を経営しつづけている多くの人たちを尊敬せずにはいられません。
私はただ本を買って読んでいるだけの一消費者ですが、最近の刊行種類数の増加っぷりは、いきなり限界がきそうでちょっと怖いなと思っています。印刷製本・出版・流通・販売すべての業界末永く続いてくれ~~~頼む~~~。

・裏世界ピクニック(9)
表世界の人間関係が動いて面白かった。裏世界はあいかわらず怖かった。

・さよならの儀式
短編が8つ入っていて、どれも少し不気味だったり不思議だったりで面白かったです。個人的に好みだったのは「聖痕」「海神の裔」です。「わたしとワタシ」が明るいというか、手放しで面白がれる系の話かと思いきや……って感じでとてもよかったです。

・ウォッチメイカー
めちゃくちゃ面白かった!!!!!
めちゃくちゃ!!!面白かった!!!!!
この本を読んだ経緯については後日詳しく書きたいです(星降り山荘の殺人と同じ経緯)。

・伝説とカフェラテ
コーヒーの存在を知らなかった人がはじめてコーヒーを飲んだ時の描写がとてもよかったです。

・日下を、なぜクサカと読むのか
何度か古事記が引用されてて、あの時代の書物が残ってて引用できるってすごいことだよなぁ……と思いながら読みました。とても面白かったです。
読み終わったので、この本を読んでほしい友人に見せたところ興味をもってくれたので、そのまま差し上げました。うれしい。

・感傷ファンタスマゴリィ
サイン本ネット予約して買って発売日に届いていたのにまだ読んでいなかった本作、ようやく読めました。
「さよならも言えない」「4W/Working With Wounded Women」「終景累ヶ辻(しゅうけいかさねがつじ)」はアンソロジーで読んだことがありましたが、何度読んでも面白い。私は「さよならも言えない」が一番好きです。
空木春宵さんの作品はどれも「痛い」のですが、今回の収録策の中だと「4W/Working With Wounded Women」が特に痛かったです。
この本を読んで面白かったと感じた方はぜひ『感応グラン=ギニョル』のほうも読んでみてほしいです。

その他

以前は新書を買うことなんてまったくなかったのに、最初の1冊を買ったらその後ちょこちょこ新書を買うようになりました。
「新潮クレストブックス、1冊買うと収集欲が刺激されて集めはじめちゃいそうで怖い」という理由で今まで買ってなかったところ、今回はじめて新潮クレストブックスの本(『小説のように』)を買ってしまったので、新書みたいにどんどん買うようにならないか不安です、笑。

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