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投げたボールの行方を追わなくていい

段取りが苦手

と言ってみましたが、苦手と言い切るのは少し意味合いが違うような気もします。

と言うのも、段取りをした結果はいつもスムーズに物事が進むから。

何なら、職場の人からは段取りが得意だと思われてるような気がします。

結果に不備がなく、周りの評価も悪くないのに「苦手!」の思うのは、ひとえにめちゃくちゃ疲れるから…。

個人的な段取りの仕方

私の場合は、最初にやることをフローチャートにして書き出します。

そこから関わってくる人の特定や、各段階の締め切り、優先事項、難易度…などをなんとなく認識していきます。

ここまではあまり疲れません。
むしろ、タスクが降りかかった瞬間にそれらの考えが一気に頭の中に湧いてくるので、整理をすることで気持ちが落ち着きます。

問題はここから…

とにかく「待つ」のがしんどい

連絡する相手や作業の内容が明らかになると、あとは粛々と細かなタスクを積み上げていくだけなので、楽勝〜!

と思いきや、相手が不在だったり、実は他に適任のひとがいたり、とすぐに壁にぶち当たることもしばしば。

というか、このパターンの方が多い。

こういうとき、一気に頭の負担が増すような気がします。

不在の場合は、一旦時間をおいて保留しておく(折り返しを依頼するか、メールを投げて、相手にボールを渡した状態にしておく)と比較的楽ですが、

内容や相手によって、頭のなかに選択肢が一気に増えます。

文章じゃ伝えにくい内容だから、電話のほうがいいか…とか、

この人はメールだと早とちりしやすいから電話の方がいいとか、

折り返しを待つと遅くなるから他の人を当てにしたほうがいいか? などなど…。

「待つ」という時間が生まれた瞬間、深く考えてしまうので、一気に疲れる!
のです。

そんな感じなので、
すぐに最善の選択をしなくては行けないときの方が、気分的には楽なような気がします。

迷ってる暇がないので、コレ!と決めないといけないし、すぐに決めないといけなかったから仕方ない!という理由が背中を後押ししてくれるので。

私は妙にセカセカ仕事をしてしまう…というか、隙間がないように仕事をしてしまう癖があるのですが、原因はこれなのかも。

選択を減らすという選択

対策としては「選択の余地を減らす、選択肢をシンプルにする」こと。と、個人的には思っています。

ハード面だとシステムや手順自体を構築し直したり…ですが、会社の体制によっては難しいこともありますよね(手順を固めたくても、変化が難しい部署や人はいるし、資金の問題もある)

なので、ソフト面として、自分自身のパターンを定着させていく必要がある…と、日々感じています。

誰かにボールを渡しておいてしまう、というのももちろんですが、

投げたボールの行方を追わなくていい

と、自分に言い聞かせるのが大事。

投げたボールは、ボールに対する責任がある人たちでパスし合って、そのうち帰ってくるだろうし、ボールが無造作に投げ返されたとしても、他にパスできる人はいる。

それは全部、ボールが返ってきてから考えればいい。

ボールが返ってくる前に、他のボールを投げたり、ボールを磨くことに集中する。

コレって結構、信頼関係なんかにも直結してきますよね。ボールを投げる相手との間に信頼関係があれば、やりとりもスムーズ!

ですが、その信頼の構築がまた選択の連続で、敏感人間には大変だったりします。ヒィ〜。

とはいえ何事もコツコツ。すぐには変えられないことがほとんどだから、ゆるーっと小さいステップで頑張っていきます。


そんな感じで。
頭の中を整理するような記事でした。
ではまた、機会がありましたら。

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