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定型モダニズムの動きと前川佐美雄に関する図

ずっと前川佐美雄の『白鳳』(1941)について何か書きたいと思っているのですが、締切りを守るとまた次の締切りが危なくなるという状況で、なかなか時間がとれません。思い入れのある歌集だけにじっくり取り組みたいという気持ちが仇になりました。

ところで今日(2024年1月31日)ぽっぷこーんじぇるさんがnoteで「〈舞台〉に立つ、〈舞台〉を降りる――前川佐美雄『白鳳』私論」という『白鳳』評を書いていて、おもしろかったので、手持ちの資料ですぐ出せそうなものを公開します。
2023年10月に「さまよえる歌人の会(勉強会)」のために作成したレジュメがありました。


定型モダニズムの動きと前川佐美雄

レジュメにはこんな図を掲載しています。
上の図からは、プロレタリア短歌運動に参加しているときの歌が歌集にきちんとまとめらていないことがよく分ります。

繰り返しになりますが、国立国会図書館(NDL)のデジタルコレクション個人送信サービスでは、この時期の歌集を家にいながら読むことができます。
そうした歌集を読む際に、なにかの参考になればと思います。
図にのっている人名をもとにNDLのデジコレを検索するのも楽しいと思います。
モダニズム関連では、マガジン「ひさごの陰だより(書評集)」にモダニズム歌集評シリーズを第8回まで書いています。あわせてどうぞ。

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