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デイサービスのコロナ不況は4段階で解決する!【withコロナ時代の介護経営】

デイサービスコロナ不況対策②

前号の「介護事業の経営におけるコロナの影響は甚大だ!」では、現状でのデイサービスへの影響をお伝えしました。ひところよりは落ち着いたとはいえ、いまだに厳しい状況が続きます。ではどうするかですが、手順があると思っています。4つのステップで開設します。

ステップ1)支出(出ていくお金)を抑える

まずは今あるお金をできるだけ出ないようにしなくてはいけません。例えば「厚生年金保険料の猶予制度」や「労働保険料等の猶予制度」というものがありますがご存知でしょうか。詳しくは、日本年金機構のサイトなどに掲載されています。いくつかのクライアントにアドバイスして実施しましたが、ステップ2以降と比較すると申請が難しくはありません。

こうした制度をできる限り活用しましょう。給与に対して14~16%くらいが相当しますから。一時的に猶予してもらうだけではありますが、かなり抑えることができると思います。

ステップ2)入金(入ってくるお金)を増やす

雇用調整助成金など、使えるものは使いましょう。これが発表された当初は、とても申請が難しい制度でしたが、かなり改善されました。オンライン申請サイトが何度も不具合を起こすのには困りましたが、少し勉強すれば郵送でも対応は可能だと思います。

また、介護事業者ではあまりないでしょうが、仮に前年同月比で50%以上の売上減があるのであれば「持続化給付金」なども活用できます。200万円ですが、電子申請もできるのでトライしてみましょう。

ステップ3)融資を受ける

売上が落ちている事業者は、とにかく今はバンバン借りるべきだと思います。「据置期間」がありますから、乱暴な言い方をすれば「借りておいて使わなければ返せば良い」くらいの気持ちで融資を受けてもよいと思います。手元資金がショートして倒産しては、元も子もありません。

まだまったく調べていないという方は、こちらをご覧ください。経済産業省のページで詳細は閲覧することができます。

【経済産業省コロナ早見表】掲載サイト https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

経済産業省コロナ早見表

日本政策金融公庫や商工中金は、申請書類を送ってから担当者と面談し、審査を受けるという流れだと思います。エリアによっては申請が集中していて、かなり時間がかかりそうです。申請の流れは、こちらのページの動画を見るとわかりやすいので、視聴してみてください。

また「お近くの民間金融機関」と書かれた項目は、地元の銀行等で融資相談ができますし、比較的早く実行されますので、相談してみましょう。

ステップ4)稼働率を改善する

最後に、やはり収支を改善するには、稼働率をもとに戻すしかありません。ステップ1~3については、あくまで緊急的な対応ですので、収支をもとに戻さないと根本的な解決はできないわけです。こちらについては、次回、詳しくお伝えしましょう。

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