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英語上達の為に②

※上記の本を参照
※前回の続き


英語力を身につける上で基本法則
「意味・文構造を理解できる英文を意味処理しながら、一つでも多く自分の中に取り入れ、英語の文法・公文に則った文を一つでも多く作る」こと。


■英語学習に重要なポイント

①文法公文は基本をマスターしてから高度で複雑なものに取り掛かる
②勘や推測に頼らず文構造をしっかりと把握する読み方を習得する
③学んだことを「わかる」のはもちろん「できる」ようにする
④暗記ではなく軽い繰り返しによる刷り込みで知識を技術に変える


■本書の方法で得られる英語レベル

・英語で仕事、生活の会話全て流暢にこなせる。
・英語圏で暮らしても障害はほとんどなし。
・英語を話すことで疲れない。
・ネイティブ・スピーカーがスピードを落とさずに対等に話しかけてくるようになる。
・新聞・雑誌・ペーパーバックなどを楽しめる。
・早口でぞんざいな発音で話される映画やテレビドラマは半分程度しかわからない。
・英文を書くとき構文的には、ほぼほぼ正確だがネイティブから見ると不自然な文体が混じる。
・TOEICの点数は900点〜満点


「基底能力」(著者の造語)とは
→瞬間的に口頭で英作文ができる。聞いて理解できる。日本語に訳さずに英語の語順のまま英文が速読できる能力のこと。


著者の述べる「基底能力の高さ」を示すのがTOEICテスト。
学んだ知識がすぐ使える「回路」を元々備えている人なら、短期で英語能力が著しく上達していく。「本場で英語のシャワーを浴びれば、みるみるうちに英語が話せるようになる」という宣伝文句は、基底能力を備えた人だけに当てはまる。


■学習法のポイント

①文法・構文・語彙などを知識として学ぶ
②学んだ知識を使うための回路を作るトレーニングをする
③可能な限り英語を使う場を作り、①②で培った基底能力を駆使能力に変えていく

世の中は中学英語からできない人が大半。
試験の点数は良くてもアウトプットできる回路ができてないのが原因。
知識を広げつつ、回路を強化する。


■TOEICを推奨する理由

・TOEICは、大量の優しい問題を迅速に回答するテスト。
満点をとったとしてもネイティブレベルに達してるとは言い切れないが、即時理解ができているかどうかの能力を測るのに適している。

・TOEICは年に7、8回行われており受験しやすい。

・TOEICの試験対策を行い、一次的に良い点が取れたとしても、英語力の証明にはならないし意味をなさない。あくまでTOEICは物差しであるため、事前勉強なしで受けて腕試し感覚がちょうど良い。

※大学受験の英語はネイティブでも頭を捻る問題があったりする
。
理由はおそらく本来の生きた英語を離れ歪に変形してしまったか、単に出題者がヘボなだけ。

※英検は時代ごとに出題レベルが高くなってきてたりする
比べてTOEICはレベル一定だから基準にしやすい

※TOEFLは北米、英語圏の大学で勉強できるかの基準を測るためのテスト
TOEICは990点満点で点数に幅がある為、成長率がわかりやすいが、最近のTOEFLは300満点でコンピュータ化されてるから成長率がわかりづらくモチベーションを保ちにくい。


■以下を行い大量のインプットで基底能力を高める

① 音読パッケージ + 短文暗唱・瞬間英作文
(これらは英語学習の2本柱になる。要するに運用文法を習得するということ。)

② 精読 + 多読 + ボキャビル(単語帳、自己作成ボキャリスト)

(暗記ではなくて永続的で実用的な語彙力のためのボキャビルトレーニングをやる。)

③ リスニング

(リスニング は無駄に高い次元の英語を聞き散らかすのではなく、自分の背丈にあった栄養を取り入れるべき。会話は前述した「基底能力」があってこそ。これを充分に高めてリスニングに望めばみるみるうちに英語力は上がっていく。)



■音読パッケージについて


英語上達の秘訣は文構造の理解。
音読し、意味がわかる文を何度も肉体的に出し入れすることで英語力を総合的に高める。
さらに、リピーティングとシャドーイングで挟み込むことによりトレーニングに変化をつける。構造、意味の分かっている言葉を自分の口から発するのに意味がある。リピーティングとシャドーイングによって自分の口から出た音もリスニングに含まれるためリスニングのみの単調な時間を削れる。

・リピーティング
(聞いた英語をそのまま繰り返す。完全なリスニング力というのは何を聞いても完全なリピーティングが出来ること。推測聞きではなく、意味と文法も理解した上での完全なリスニングが大事。)
・シャドーイング
(モデル音声の少し後から追って音読する方法。
集中力が必要だから英語養成学校でも一度に行うのは10分前後。必ず同じリズムで同じテンポでモデル音源より早く終わらせない。
追従してシャドーイングする。)


本日はここまで。

◎今日の呟き
本を昔から、普段からよく読む人なら当然わかっていることかもしれませんが、こういったある種「説明書」としての本は著者の性格がなんとなく分かってしまいますね。というより最近分かってきました。
正直、Amazonのレビューにもありましたが読むのに疲れます。
前回要約した「理科系作文の作り方」の本についても…著者の方は英文を見慣れてる方なのかもしれませんが、すでに文面で読み手が分かってることを繰り返し述べられてます。
ですので、noteではだいぶ端折ってます。(まあ、要約なので当たり前ですが…)

欧米ではそうでないと誰にも読んでもらえないそうですが、前回読ませていただいた本の著者もそうですが、英文を読み慣れてしまうと感化されてしまうんでしょうか?(もしくは私のシンプル主義が強いせいでそういう見方になってるだけかな?)

まあ、わかりにくい説明よりはくどい方が欧米ではよしとされるみたいなので仕方ないかもしれませんが、うーん。

僕も人様に指摘できる様な文を作れてるじしんはないですし、文句言ってても仕方ないですね。英語は上達させたいので引き続き個人的に大事だと思ったとこだけあげていきまーす!

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