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偉人から学ぶ集中力の高め方③


いつも「最後の仕事」のつもりで取り組む

19世紀のロシアを代表する文豪であるドフトエフスキー。
フランス革命の影響を受けて、国に農奴の自由を訴えるために、友人と共に蜂起した際、捕まってしまう。
布頭巾を被せられ銃殺される直前に、なんとか皇帝から恩赦をうけて生き延びれたが、まさに殺されようとしている間際

「もし生きれれば私の命は永遠に感じられるだろう。もし生き延びれたのなら1秒も無駄にしないだろう」

と自分に誓った。

この後、処刑される代わりに極寒のシベリアで4年間重労働の刑に服すことになるが、その間に小説の構想を練り、作られた渾身の力作が今でも世に出回っている。
かのアインシュタインも、彼に教えられたことは多いと発言している。


あえてうるさいところで考える。

フォン・ノイマンは数学者として「ゲーム理論」を確率させた。
それが経済学に持ち込まれて、コンピュータが発明され、彼が提案したプログラム内蔵方式が現代のコンピュータの基本構造になっている。

彼は変わり者で、考え事をする時、ナイトクラブにペンと筆を持っていくほどにうるさいところが大好きだった。

静かな方が集中できると一般的に考えられるが、彼のようにそうでない場合もある。

自然の音(雨や森の中での鳥が囀る音)のことをホワイトノイズというが、全く音がない空間よりも多少ノイズがあった方が集中力を保ちやすいことは周知の事実。

もし集中できなくて困っているのなら、一般論に自分を当て嵌めず、どの環境であれば自分がベストなパフォーマンスを発揮できるのか。
試してみるのも良いかもしれない。


朝には目標を、夜には課題を書く

科学者でもあり、発明家でもありアメリカ合衆国憲法の草案を考えた建国の父でもあるベンジャミンフランクリン。
嵐の中で掲げた凧に、雷が落ちるのを見て「雷は電気である」ということを証明した人でもある。

朝起きて、洗い、神に祈る。
1日の計画を立てて「今日はどんな良いことをしようか」とその日の決心をする。

寝る前には「今日はどんな良いことができただろうか」と振り返る。

毎日自分に問い、自分で答えることで多分野で成果をあげることができる。

本日はここまで

◎今日の呟き
現代は効率を求められる世の中ですので、毎回全力で仕事に取り組むというのは、現代人には向かなそうですね。
フリーランスで作成物で評価される人は取り入れた方が良いかもしれませんが…これは勝手な想像なんですが、ドフトエフスキーは殺される時の強烈なトラウマを呼び起こすことができたんじゃないかと思います。
殺される直前の恐怖なんて、一般人が一生通じて感じることなんて滅多にないですからね。
別に「何か奮起させられる出来事を思い出す訓練」をしていつでも思い出せたら、その悔しさでやる気を出せるんじゃないかなとおもいました。

ベンジャミンフランクリンの朝目標を立てて、夜反省するというのは時間単位の集中力の高め方というより「その日1日を目標に向かって」集中する方法ですね。
参考にしたいと思いました。

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