見出し画像

偉人達の生産性向上法⑥


批判的な思考を止めない

フランス最高のシェフと言われているアラン・デュカスは、現在3カ国でレストランを経営しており、これまでに獲得したミシュランの星は18個にのぼる。
彼は物心ついた頃から、作った相手が誰であろうとまずい料理には「まずい」と言う習慣を持っていた。
もちろんこの習慣に加えて、当の本人が敏感な味覚を持っていたからこそ、学びを得て成し得た偉業ある。
一般的に教育課程においては「短所より長所に注目しなさい」と教えられるが、これはネガティブな見方に偏るべきではない事を伝える言葉なだけであって、批判が悪いわけではない。
事実に基づく批判ができることは、論理的かつ合理的思考をもち、規準に従う思考を大事にしてる証である。
より良い思考を行うための目標思考的思考であるため、積極的に身につけるべきだろう。


才能の出し惜しみはしない

ドイツを代表する文豪であるヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは、若かりし頃、友達のラブレターを代筆してあげていた。
もちろんその時、友達から代えの何かを得ていたわけではない。
彼は友達からのお願いを分際の老人は思わず、才能の全てを注いで代筆したのだ。
結果、彼はラブレターを描くことで人の心を動かす能力を磨いたのである。
自分の才能を発揮する機会を得たならば「お金にならない」「時間の無駄」などと二の足を踏まず、飛び込んでみることで才能と関わる多くのことを経験することができる。


他人の仕事にも関心を持つ

フランシス・クリックは、ジェームズ・ワトソン、モーリス・ウィルキンスと共にDNAの構造を解明して、ノーベル生理学・医学賞を受賞したイギリスの生物学者。
彼は同時代の生物学者達が何を研究しているかを、強い関心を持って調べ回ることだった。彼は、他の科学者の研究の重要性や、何が自分たちに役立つかを素早く見分ける能力を持っていたという。
ウィルキンスの同僚であったロザリンド・フランクリンは重要なデータとなるX線解析写真を持っていたにもかかわらず、そのデータの重要性に気づかず、自分の手法にこだわって研究していた。
そこにクリックが現れ、その画像からヒントを得たことからきっかけでDNA構造解明ができたのだ。
どんな業界でもそうだが、仕事をしていると、いつの間にか自分の中に少なからずプライドができあがり、無知をさらけだして情報を集めることをしなくなる
だが、恥と思わずオープンマインドになることで成功への近道を辿ることができる。


本日はここまで

◎今日の呟き
批判的思考を持つことと、オープンマインドを持つことは「たとえ他人に批判されようが、バカにされようが関係ない」と考えられる、強い精神力が必要ですね。
他者を批判する限り、反対に自分の意見が反対される可能性は出てきますし、無知をさらけ出す以前に的を得ている「確信のついた質問」ができなかったり、質問の仕方によってはそれまで積み上げてきた立場を崩されかねません。
まあ、そもそもそんな状態になるまで知ったかぶりをしていた当の本人の仕事に対する普段のとりくみ姿勢が一番の原因なのですが(笑)

「才能の出し惜しみをしない」という点においては、「脳ある鷹は爪を隠す」という言葉をつい最近までカッコいいものと考え生きてきた自分にとって教訓にすべき言葉だと思っています。
いまやSNSで自分の個性を発揮してその個性をお金に変えれる時代。
SNSが流行っていなかった時、以前noteにもあげましたが、私は歌が得意で、若い頃コンパや会社の飲み会で歌を披露して周りを驚かせることにひけらかさないカッコよさがあると思っていました。
それに、能力を隠すことで「君は知らないだろうけど俺には自慢できることがある(フフン)」なーんて自信にもつながっていました。
反対に、おもてだって力をひけらかすことで自分よりさらにその能力に恵まれた人を目の前にした時、負けてしまうのが怖かったというのも正直ありますね。

私は、今まで3日坊主だった自分を乗り越えるために、ひとまずnoteを365日連続で綴ることを目標にしてますが、これが達成できたらSNSで歌動画なんかもUPできたらな〜なんて思っています。
その頃までにピアノの伴奏の腕も上げれていればいうことありませんね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?