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偉人たちの発想法③


子供の遊びを仕事に取り入れてみる

ファッション界の皇帝と呼ばれるイブ・サンローランは、子供の頃からファッション雑誌に出てくるモデルを切り取って、同じく雑誌から切り取った服をあてがって遊んでいた。
そうして彼は21歳にして主席デザイナーとなった。
Googleの創始者ラミー・ペイジはレゴが大好きで、起業初期、古いパソコンを組み立ててサーバーを作る時、ケースをレゴで作った。
インダストリアルデザイナーの中にも製品をデザインする時、レゴで素早く作って見せる人もいる。
子供っぽい道具や方法は直感的なものが多い。
直感的なものは創作性を刺激させる。



散歩をする。

あの有名な作曲家ベートーヴェンは、ランチのあと、紙とペンを持ちウィーンの森を3〜4時間散歩した。曲想が頭に浮かぶとすかさず書き留めた。
そしてその中で壮大な交響曲を生み出した。
同じく19世紀に活躍した作曲家グスタフ・マーラーも全く同じ習慣を取り入れていたという。
各界の天才と呼ばれる人間の日課には散歩が含まれていることがとても多い。
2014年に行われたスタンフォード大学の研究では、座ったままでいるより歩いている時の方がクリエイティブな能力を60%高めることが分かっている。


感動は隠さず表に出す

Appleの創業者スティーブ・ジョブズは有名なスピーチにて毎朝、鏡を見て「今日が人生最後の日だとしたら、これからしようとしている仕事をするだろうか」と自分に問いかけると話した。
毎日を後悔なく過ごす為に生産性を上げる良い習慣だが、彼の本質は感受性の高さにあると思う。
彼はApple創業時のパートナーウォズニアックが起業に消極的になれば激しく泣き、社員が自分が意図したデザインでないものを持ってきた時も激しく泣いた。もっとも感情を露わにしたのは感動的な想像をした時だ。
直感的に扱いやすいApple製品の操作性や、手に取った時の感触が優れているのも「感動」を根に作られたからだと思う。
凄いものを見て感動できない人が、感動できる物を作れるはずはない。



本日はここまで

◎今日の呟き
今、私は新入社員に対しての教育するような立場に立っていますが正直「教え方」は相当重要だと思います。
教え方もそうですが、教える立場の人間の態度も重要ですね。
私の場合「小学生でもわかるくらいに噛み砕くのが当たり前」の感覚で教えてますので大体絵を書きます。なるべく理解しやすく、専門的な用語を挟まずに説明します。すると相手からの反応も良いです。
お客様に説明する際も、バカにされてると感じさせない程度に相手の力量を推しはかった上で適切なレベルで説明するように努めています。
絵に書いて伝えることは電話の場合難しいですが、目の前に相手がいるのなら非常に有効ですし直感的にわかりやすいものです。
質問をする際にも言葉に起こさず同じように絵に書いて介してもらうことで能動的な問いと回答になりますので記憶にも残りやすい。
そこから新たに見えてくるものもあったりしますのでおすすめです。
散歩に関しては、尊敬する職場の上司が自宅から1時間近く歩いて出勤してると聞きました。考えてみれば頭のキレる上司は朝歩いて出勤してたり、長い距離を自転車できてたりしますね。
散歩もそうですが、やはり運動は脳を活発にさせるようです。
「感動」についてですが、実は私も感動しやすいタチでして、トラブル解決をしてお客様が大喜びして感謝の言葉を発してくれる時、流石に泣きはしませんが泣きそうになる時があります。
そのおかげなのかは不明ですが、そんなときのトラブル内容はあとになっても覚えていたりすることがあります。
物事を記憶する際には感情も伴っていた方が記憶しやすいようですので、そういった意味でも感動できる心は大切なのかもしません。


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