社労士に向いてる?向いてない?ただ前進するだけ
つい先日、社労士の合格発表がありました。合格率6.6%、合格者2525人。おめでとうございます。
最近は合格証をインスタにあげたりするんですね。iモードを使って過去問を解いた私の時代とは、大違いです。
そんな社会保険労務士
はっきり言って社会的な認知度は低いです。
労基署とかハローワークとか年金事務所じゃない役所に問い合わせると、「えーと、保険関係の方ですか?」など言われてガクッとしたり
人事界隈の目ぼしい資格って、社会保険労務士かキャリアコンサルタントくらいだから、結構有資格者は多いけれど、それは名刺に1行載せるための場合も多く。
割とコツコツと定型的な業務が性に合っている人も多いこの業界。しかし、社保雇用の手続き業務等はは簡略化傾向で。
給与計算は需要はありますが、定期的コツコツ事務仕事で向き不向きもある。
じゃあ、いま働き方改革の波で需要が増している、いわゆる三号業務の人事コンサルが安定しているかといえば、それこそ、資格なんてなくてもできる個性と人脈と実力の世界。
加えて地方と都市部の格差も顕著だったり
コネも金も実力もないんだから
社労士って稼げないんじゃない?
そう思いますよね。
いや、私もそう思っていました。だから、新卒仕事がらみで平成13年(18年前!!)に取得していた社労士資格を、長らく放置していましたもん。
つまり、18年前も今、多分多くの合格者の方と同じく「社労士って稼げない」と思っていたわけです。
そんな停滞ムードを察知してか?業界歴25年でセミナー引っ張りだこの名南経営 大津章敬先生が、名古屋で社労士×営業 という観点でセミナーを開催してくださいました。
柔らかく明るく楽しい語り口ではありましたが、私はガツンとやられました。
集約すると
ごちゃごちゃ言い訳する前にやることやってるの!?
ていうことです。
確かに逆風はあるけど、たとえばリーマンショック後みたいに、「人材育成?んなことよりリストラ」「非正規と正規の待遇差なんて、当たり前でしょ」「社労士に頼めば社保安くなるんでしょ」といった理不尽な時代じゃない。
工夫と粘りと根性でアウトプットを続ければ、道は開ける
という社会風土は醸成されていると
それを肉付けするにあまりある、参加社労士の先達の皆様の説得力!
名古屋よりさらに商圏が小さい都市部でも、しっかりお客様を増やしていたり、大企業にコミットしたり
ママで時間制約あっても前職の特性を活かして、売上げを倍々にしていたり
情熱と信念で特定分野を極めていたり
親から引き継いだ基盤をさらに強固にしていたり(昔の方が単価高い場合も多分にあるのに)
親から引き継いでいなくても20年もしっかり事務所を経営されていたり
ひるがえって自分、最近やばいなって、ガツンとやられました。
お客様のニーズを丁寧に拾えていないかも
押しつけがましいかも
苦手を言い訳にしたりしてるかも
アウトプット怠っているかも
外に目を向けていないかも
これからの戦略がぬるいかも
言われたことを反芻し、泥臭く歩いて行きたいと思います。
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