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2019.10.07 Liberec

プラハに宿泊した翌日、チェコ北部の都市リベレツを訪れた。リベレツには隣町とを結ぶインターアーバンのトラムがあり、その路線は路地を駆け抜けるという特徴を持つ。

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2019.10.07 Turnov
NikonD750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM
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2019.10.07 Turnov
NikonD750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM
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2019.10.07 Turnov
NikonD750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM

プラハからリベレツへはチェコ鉄道を乗り継いで向かう。列車に揺られること2時間で、乗り継ぎの小さな駅Turnovに到着した。天気は文句なしの晴れ。駅撮りでも車両の魅力があれば画になる。もちろん、駅の魅力があってこその一枚だ。


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2019.10.07 Proseč n.N. Výh.〜Nový SvětNikon
D750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM

リベレツトラム11系統その最大の特徴は、路地に敷かれた単線の併用軌道だ。リベレツ中央駅からおよそ20分。郊外をも超えた田園地帯に差し掛かると、車窓は一気に求めていた景色へと変わり始めた。もはやこれは路面電車なのか、線路脇の道が少し広いのか分からないほど、道と線路の距離が近い。


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2019.10.07 Proseč n.N. Pošta〜Proseč n.N. Výh.
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ
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2019.10.07 Proseč n.N. Pošta〜Proseč n.N. Výh.
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ
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2019.10.07 Proseč n.N. Pošta〜Za Trati
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ
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2019.10.07 Proseč n.N. Pošta〜Za Trati
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

11系統はインターアーバンの路線だけあって、時折専用軌道も走る。街中を彩るタトラのイメージを覆す、本気の加減速を味わうことができる。とはいえ、メーターゲージ(軌間1000mm)が影響してか、揺れ方も相当だった。


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2019.10.07 Proseč n.N. Pošta
NikonD750 SIGMA Art 24-105mm F4 DG OS HSM

写真で見ると田舎だが、15分に1本はトラムが走る路線である。単線区間の駅ではタトラT3同士の交換を見ることも難しいことではない。これが、この場所の日常なのだろう。


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2019.10.07 Za Trati
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ
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2019.10.07 Za Trati
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

単線区間に入って間もない駅、Za Trati。何気なく降りると、芝生の上にヘロヘロの架線柱が並ぶ景色が広がっていた。緑×緑×緑と、全てを輝かせる青空。はるばる来て良かったと思う瞬間だ。


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2019.10.07 Proseč n.N. Zelené Údolí
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ
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2019.10.07 Proseč n.N. Zelené Údolí
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

11系統は道中小さな峠を超える。線路脇の道路がなくなった専用軌道、周囲は鬱蒼とした森になっていた。ホームすらない小さな駅に降りてみる。少し肌寒い影の中の駅。少し待つと市街地とは違う表情のT3が姿を見せた。


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2019.10.07 Vratislavice n.N.Kostel〜Vratislavice
NikonD750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

街まで戻ってきた頃には日は西に傾いていた。リベレツ中央駅に戻る道すがら、郊外の道端でカメラを据えてみる。絵に書いたような中欧の片田舎の風景に、白と緑の車両がアクセントを加えた。

リベレツはプラハやブルノと比べるとたしかに観光客も少なくマイナーな都市だ。しかし、大都市とは違う顔のT3の姿を安易に見ることができる都市でもある。日本からわざわざ行く価値がここには確かにある。