2023.01.22 紀勢本線
高山線エリアから南下して紀勢線の特急南紀を攻めてみることにした。7月に置き換え予定とはいっても所定は2連。正直無理しないと行かないエリアである。全国的に晴れそうなのが三重県南部しかないという奇跡的な状況となったこの日、あまりにアウェーではあるが手探りで撮影を始めた。
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
まずは山間を走る県道から新鹿海岸を見下ろせる場所に三脚を据え……ようとしたら南紀2号がもう来てしまった。構図合わせも程々にまずは撮影。勿体無いので続行の普通列車も待ってパシャリ。熊野灘から上る朝日を背に走る列車、いいじゃないの。
Nikon D750 AF-S Nikkor 28mm f/1.8G
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
続いては二木島駅の上を走る国道。漁港と線路をどう合わせるか悩んだ末に攻めの広角で撮ってみることにした。青空を広く入れたかったのだ。そのまま急いで相賀まで向かい、橋の河口側から撮ってみる。ロケハンが間に合わずベストな立ち位置は見つけられなかったが、2連特急を横から撮る画は欲しかったのでちょうどよかった。
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
Nikon D750 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
青春18きっぷのポスターにもなった相賀俯瞰。熊野古道を歩いて林道に乗り換えて進むこと1時間。最後は間に合わないことを恐れて走って立ち位置を目指した。木々の成長でギリギリの抜けとなっていたがアングルは健在。南紀6号と3号で横と縦を頂戴することができた。もう1か所行きたい俯瞰もあったが体力的にギブアップ。東京までひたすら陸路で走り、翌朝の千歳便で帰るのに使う体力を無視できる年齢では、もはやないのである。