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2月のおはなし


ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。

1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなどと昔から申しますが、この2月には本当に超特急で逃げられました。

1月に続き遠出のなかった一方、良いことも良くないこともあり時には心乱されましたが、基本的には平穏に過ごせたと思います。

そんな二月の筆者的に大きなトピックのひとつが「ラジオ深夜放送祭り」でした。

TBSラジオ「JUNK」が放送開始20周年、ニッポン放送「オールナイトニッポン」が同55周年という節目を迎え。それぞれで記念に行われた特別番組とイベントが足かけ半月ほど続き、大量に録音した特別番組のデータを少しずつ聞いているところです。

「JUNK」については、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われた爆笑問題と伊集院光さん出演のリアルイベントのチケットを運良く買えて、笑いっぱなしの2時間を体験できましたし、

「オールナイトニッポン」はおひざ元の有楽町マルイで行われた展示イベントを見に行き、祝福のメッセージを書き留めてくることができました。

惜しむらくは、「オールナイトニッポン」の特別番組に、同番組に造詣の深い中島みゆきさんの出演がなかったことです。彼女のお気楽に聞こえながらも人間味たっぷりのトークを聞けるのは、次のコンサートまで待たねばならないのでしょうか?

その中島みゆきさんの3年ぶりのオリジナルアルバム「世界が違って見える日」が先般発売され、筆者は「公式に一番早く買える日」2月28日、池袋のHMVにて買い求め、早速聞き歌詞カードを読んでみました。

さらにやさしさがあふれた抒情的な詞と、やわらかでささやくような歌唱、それに合わせるようにこれまでよりトンガリ味を抑えたアレンジが一体となっており、

この3年の間、みゆきさんとプロデューサーの瀬尾一三さん、参加ミュージシャンたちの中で溜まりに溜まって熟成した「思い」が一気に押し出されてきた、なかなか骨のあるアルバムになっています。

まだお聞きになられていない方は、是非ご一聴くださいますよう、切にお願い申し上げます。(自主的回し者)

流れゆく日々・うつろいゆく世界には、様々なことがありますが、「生きてるだけでまるもうけ」の心持ちが大事なのだな、と再認識させられることも幾度かあった2月が終わり、あたたかな空気に包まれた春3月がやってきました。

2023年に入り初めての遠出も予定しており、まさにあっという間の「去る3月」になりそうですが、自分自身のやりたいこと・やれること、周りの人たちとの適度なつながり、そして何よりも心身の健康を大事にして過ごしていきたいと切に思います。

それではまた、おつきあいをよろしくお願い申し上げます。

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