IT夫婦 青木家のSlack活用法
夫婦間の連絡手段として、LINE以外にもっと便利に使えるものはないか?
と思い立ち、ビジネス向けチャットツールのSlackで夫婦用のワークスペースを試しに作ってみたところ、思っていた以上に役立ちそうでしたのでご紹介したいと思います!
※こちらは上記の記事の中で紹介したツールの中のひとつなので、もし他の部分にも興味がありましたら合わせてお読み頂ければと思います。
まず、Slackを知らない方向けに軽くご説明すると、一般的には企業の連絡用に使われるもので、一つのワークスペースに社員間の雑談や情報共有、制作物の確認など用途別のチャンネルを作りその用途に合った連絡をチャットや通話で行うものです。パソコンのブラウザ版とアプリ版、またスマホアプリがあるので基本どこにいても確認することができます。
今回はそのSlackのワークスペースを青木家用に作ったらどんなチャンネルができたかについて、用途別に紹介していきたいと思います。
青木家全体連絡(#general)
generalはSlackのワークスペースを作るときに必ず用意されるもので、そのワークスペースに入っている人全体へのお知らせによく使われます。
青木家でも全体向け連絡として使おうと考えた結果、
・夫婦共通スケジュールの通知
・お天気通知bot(1日1回投稿)
が自動的に投稿される場所として使うことにしました。
夫婦共通スケジュールの通知
別記事で書いたGoogleカレンダーをワークスペースに連携し、夫婦共通スケジュールに関する以下の通知がgeneralに投稿されるように設定しています。
・週の最初に今週のスケジュールをまとめて通知
・1日の最初に今日のスケジュールをまとめて通知
・スケジュール10分前にリマインドを通知
・スケジュールの追加、変更、削除等の通知
この中でいらないものがあれば来ないように設定することも可能です。詳しい方法が知りたい方はこちらをご確認ください。
お天気通知bot(1日1回投稿)
また、出社前の毎朝9時に今日の天気を簡易的に教えてくれるbotを作りました。記事はこちらなどを参考にさせて頂きました。(ありがとうございます!)
気候的にどんな服がいいか、雨が降っているかの参考になる簡易的でいいのでなるべく短くシンプルでパッとわかるような記述にしました。
+お天気情報コマンド ※general以外でも使用可
また、こちらは似ていますが少し機能が違い、「/weather」というスラッシュコマンドを打ったタイミングから、9時間後の天気までを先ほどより少し詳しく表示するという仕組みになっています。
こちらは自分にしか見えないので、多少長くても他の人に邪魔になることがないというのも良い点だと思います。(見るの旦那だけですけど…)
ただ、まだ少しアナウンス量が少なくて寂しいので、今後は青木家の共通タスクやメールの連携などもしていこうかと検討中です。
夫婦の連絡、雑談(#random)
夫婦の連絡や雑談には、generalと同様最初に作られるrandomを使用しています。が、ここはLINEとの役割分担がほとんどないので今のところそこまで活用はしていません。(LINEよりもSlackの方が投稿しやすいものや、すぐに見られなくても問題ないもので投稿するくらい)
ちなみにrandomはgeneralと違って抜けることもできるので、不要であれば使わないでおいたり、別の名前の雑談用を作るのもありだと思います。
リアクションについて
また、Slackにはあらかじめかなりの数の絵文字が用意されていて、コメントに対して簡単にリアクションすることができます。
かなりの数があるとはいっても絵文字がほとんどなので、表現が足りないと思うこともよくあります。そんなときは、自分で画像を用意して登録すれば、カスタム絵文字として使うことができます。
増やしたくなった時に都度追加しておくと、充実して楽しいワークスペースになっていきます。青木家では今のところこのくらい増えました。
短期間でこれだけ増えたので今後もっと増えていきそうです。一部、装飾のあるものはフリー素材を使わせてもらったりしています。
個人のタイムス(#times-名前)
タイムスは、それぞれのひとりごとを呟けるTwitter感覚の場所としてだったり、そのタイムスの持ち主に話しかける時に使っています。
また、こちらにはGoogleカレンダーの個人スケジュールが投稿されるようにするなど、自分にまつわる情報の集約にも役立てています。
タスクのメモ(#task-名前)
task-〇〇は青木家共通のタスク、私のタスク、旦那のタスクをメモしていくところです。済や未などの絵文字は先ほどの絵文字ジェネレーターで増やしておきました。そしてそのタスクごとの進捗や変更があったときには、スレッドの中にコメントを残しています。
ただ、この運用も悪くはなかったのですが、この後違うタスク管理ツールのTrelloを見つけて気に入ってしまったので、今後はTrelloとSlackを連携して使うか、Trelloに登録する前のメモとして使うことを検討中です。
献立の相談(#eat-今日の献立)
今日の献立では、先に料理を作る人が夕飯を何にするかの候補出しをしたり(主に私はCookpad、旦那はDELISH KITCHENが多い)、家に食材が残ってたっけの確認をしたりすることによく使います。
2回目が作りたくなった時にどのレシピだったかがわかるように、実際に作ったものは〇、結局作らなかったものは未の絵文字を付けて見分けやすくしています。
食事の記録(#eat-お食事記録)
お食事記録は献立と違い、自炊以外の外食やスーパーの総菜なども含めて実際に食べたものを残す場所として使用しています。というのも、ライザップでは食べたものを必ず送らなければならないという噂を聞いたことがあるので、不健康にならないためにはいいのかな…と思ってやってみています。
また、あらかじめ以下のような絵文字を用意してあるので、
自炊の場合は同じ料理を作るかどうかの参考用にもできるのでは……と試行中です。(今のところはまだおいしい未満になったことが無い)
月末の振り返り(#kpt-家庭円満)
旦那がSlackを作るときに目標を聞かれ、「家庭円満」と書いたらできたチャンネルだそうです。折角できたのなら何かに応用できないかと考えてみた結果、「月末に家庭が円満だったかの振り返りをするのがいいのでは?」という思い付きで先頭にkptをつけてみました。(私は知らなかったけどKPTとは振り返りのメソッドらしい……)
今のところ考えているのは幸福度の数値をGoogleスプレッドシートなどに取り込んでグラフで可視化しておけば、夫婦の危機にも早く気づけるのではないかな……という期待を込めて良いフォーマットを作り、振り返り方を模索していこうと思っています。
欲しいものの相談(#money-稟議申請)
別記事で書きましたが我が家の生活費は月末に折半をしているので、一応購入前に心の準備をしてもらうための確認をしています。(NGということは基本無いですがいきなり高額のものを買ってしまうとビックリするので)ついでに月末頃になると、清算のリマインダーが流れるように設定しています。
Twitter連携(#幕末志士)
Twitterアプリと連携すれば、特定のアカウントで投稿があったときにSlackに自動投稿をする。という設定ができます。Twitterを開かなくてもSlackで完結しますし、埋もれがちなものも個別のチャンネルにしておけば、サッと確認することができるので便利です。
個人のタイムス(#times-名前) 補足
タイムスの補足というかひとつご報告なのですが、今実は妊娠中なので子供のタイムスも先行して作ってあります。もちろんまだ本人は書けないので、代わりに私がお腹の中の子供の様子を実況したり、病院にいった結果を書くのに活用しています。
妊婦仲間に教えてもらったアプリのトツキトオカも良かったのですが、日々の日記を書くのはなかなかハードルが高いので、今は残日数の確認と毎週のアドバイスを読むのに使い、記録はSlackでゆるく集めるようになりました。
まとめ
今のところは上記のチャンネルに加えて、
#slack -test…コマンドの練習、アプリの連携や開発のテスト用。
#slack -改善…Slackの改善案メモや相談。
(いずれtaskとかに統合されるかも…)
があるくらいですが、大きな不自由はなく使えている感じはします。
ちなみに今使っている無料版だと、
・書き込みが10000件を超えると消えていく
・連携できるアプリは10件まで
という制限があるため、あまり考えずに使ってしまうと
1アカウント850円/月が必要になってしまうので注意が必要です。
(私は既に9件のアプリが入っていたのでこれから厳選します!)
まだ運営は始まったばかりなので、今後も思いつき次第チャンネルを充実させたり機能拡張して、便利さに磨きをかけていこうと思います!
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