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IT夫婦 青木家の家庭運営のためのツール選定と活用法2020

結婚生活に入ってから1年~2年目で、家庭の運営方法が少しずつ定まってきました!このあたりで一度振り返りながら、青木家で使用しているツールと活用法についてをまとめてみようと思います。

予定の共有(Googleカレンダー)

カレンダー2

これは確か結婚前からですが、どちらかが仕事帰りに予定が入っているのを忘れてうっかりご飯を作ったり待ったりしてしまう……というのを防ぐために、Googleカレンダーで予定を共有しています。

それぞれ予定登録の際に誰の予定にするかを選べるので、

・自分用…自分にしか見えない予定、メモ
・青木家…夫婦の共通スケジュール(ゴミの日、旅行など)
・せいこ…旦那にも見える自分のみの予定
・まさひろ…私にも見える旦那のみの予定 他

このような使い分けをしています。
設定していてもうっかりすることがあるくらいなので、
していなかったらどうなっていたことか恐ろしい……必須の機能です!

【設定方法
① Googleアカウントをそれぞれ2人分用意
② 青木家共通で使えるGoogleアカウントも用意
 (カレンダーに限らず役立ちます)
③ 3つのカレンダーそれぞれのスケジュールから
 「設定と共有」→「特定のユーザーとの共有」→「ユーザーを追加」
 で2つのアカウントを招待しておく

「ユーザーを追加」時には変更及び共有の管理権限も付与しておけば、自分のアカウントでログインしているときにも他のアカウントの予定の登録や編集ができるようになります。

位置の共有(iシェアリング)

お互いのGPS情報の共有にはこちらのiシェアリングを使っています。

夫婦ともなると外で合流する機会が多いので、今どこにいるかの確認だったり、家に帰ってくるときに料理をどのタイミングで仕上げればいいかが読みやすくなったりして非常に便利です。
Google Mapでも同様の機能が最近実装されたので試してはいますが、リアルタイム性はこちらの方が上だったので、今のところはiシェアリングをメインで使っています。

連絡手段(Slack)

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基本の連絡にはもちろんLINEを使用していますが、もう少しいろいろな用途に分けて使えないかと思い立ち、Slackの夫婦専用のワークスペースを作ってみることにしました。まず、Slackを知らない方向けに軽くご説明すると、一般的にはビジネス向けで、一つのワークスペース(会社単位だったりプロジェクト単位だったり)に用途別のチャンネルを複数作り、そのチャンネルに入っている人同士がチャットや通話で連絡をするために使用します。

それを今回家庭用に作ってみたらどうなったかというと、連絡用、記録用、スケジュール確認用、タスク管理用…と、思った以上にいろいろなことに役立つことがわかりました。Slackの説明だけでめちゃくちゃ長くなってしまったので、興味のある方は以下の記事をご覧頂ければと思います。

タスク管理(Trello)

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タスク管理はツールをいくつか比較した結果、UIの使いやすさや軽快さが気に入ってTrelloを使うことにしました。
Trelloには大きく分けて3つの括り「ボード>リスト>カード」があり、ボードは個人のタスクと夫婦共通のタスクが別々になるように作りました。(なので上の画像は私のタスクだけが表示されます)
リストは横に並んでいる縦の列1つ1つのことで、今回は以下の6つに分けて使用することにしました。

・Big-Pictures…ラベルの説明
・Tasks-Heavy…重くて長期に渡りそうなタスク
・Tasks…未着手のタスク
・Doing…着手中のタスク
・Done…完了したタスク(しばらく眺めて満足したらアーカイブする)
・Reject…却下、断念したタスク

そしてタスク発生時にはTasksにカード(=タスク)を1枚ずつ追加して、

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カードをクリックして詳細を開くと、チェックリストを追加してタスクの中身を細分化したり、進捗のログを残したり、ファイルを添付したり……と、更にいろいろなことができるようになっています。(右クリックではラベルの割り当て、期限の入力など簡易的にできるようになっています)

移動

そして完了したら直感的にドラッグ&ドロップでDoneに移動するといった風に使うことができます。
上の画像の例はまさにこの記事のことですが、Trelloで早く右に移動したい……という気持ちだけでいつも以上に早く仕上げられた気がします。

使い始めはこの概念がよくわからず失敗したりもしましたが、最初に目的に合ったベース作りさえできれば、あとは比較的簡単にタスク追加や管理をすることができます。また、TrelloはPC版だけでなくスマホアプリもあるので、いつでもタスクを確認したり登録することができます。
Trelloの使い方のアイディアは調べるとたくさん出てくるので、自分に合った使い方を探してみてください!

情報共有サービス(esa)

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会社のプロジェクトなどでドキュメントを共有するためのツールを家庭の情報集約に使ってみようと思い立っていくつか試したところ、コストと使い勝手のバランスが一番良さそうなesaを使うことにしました。
(夫婦共用アカウント1つで500円/月

内容として、何をまとめているかというと

・住所や連絡先
・アカウント情報(共用と個人用)
・それぞれの家族構成や実家の住所など
・取扱説明書
・旅行やイベントの計画
・思い出の写真

などなど、書き出してみると意外に多い家庭の情報……

今まではGoogleスプレッドシートのみでの管理でしたが、esaでは文字をマークダウンで装飾しつつ書けるので、表の方が都合がいいものはスプレッドシート、画像を含む文章の方が見やすいものはesa。と、役割に応じて使い分けることができそうです。

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▲先頭「#」の数で見出しサイズを変えたりするマークダウン。
(Tableは無理やり使いました)

まとめながら、ここに情報を集約しておけば突然の事故や終活にも役立つんじゃないか?と若干縁起の悪いことを思ったりしましたが、実際一家にひとつあると便利だと思うので、是非作ってみることをおすすめします!

月末の清算(Googleスプレッドシート)

清算

夫婦共通の口座を持つという話はよく聞きますが、結局どちらかの名義にするしか方法がない……と知って二の足を踏んでしまい、少し手間がかかる方法ではありますが、月末にGoogleスプレッドシートで清算する形を取っています。

【月末の清算スプレッドシートの使い方】
・左側が私、右側が旦那の記入欄
・片方がまとめて2人分払った時、共通の財産になるものを月末までに入力
・多く使っていた方にお金を渡して清算する
・清算済みのタブには「済」と記載して新しいタブを作る

今は旦那の方が家賃や光熱費などまとめて払ってくれていてほぼ私が振り込むことにはなるので、振込手数料節約のために予めプール金として多めに振り込んでおいて、清算の時に尽きたらまたまとめて振り込むようにしています。(ちなみによく見ると1月の分も含まれているのは、私が入力をサボってたまに2か月分になるためです)

と、今ログを遡ったら最初のスプレッドシートが2018年の1月だったので結婚前からこの方法で割り勘し続けてますね……。初期から約2年間微妙なバージョンアップを重ねて今の形に落ち着いてます。
このやり方でも特に大きな問題は無いのですが、今は食費と光熱費のカテゴリ分けなどが無いので、家計全体の節約のためにもそろそろ新たなやり方を模索していこうかと考えているところです。

追記(2022/09/27)

最近知人にこのやり方をお話したところ少し興味を持っていただけたようでしたので、現状のテンプレを配布してみます。もし使ってみたい方がいましたらどうぞ!

まとめ

結婚生活1年目はこのような感じで、つい最近思いついて試し始めたばかりのものも多いので、今後も歳を重ねるごとに更なるバージョンアップをして、より快適な生活を送っていけるようにしたいです!

追記

2022年になって一部見直したため、変更点を記事にしました。


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