不慣れな人ほど自分オリジナルのアイディアや独自の方法で失敗しがち 【ぬいぐるみパパのツイート解説#120】
ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら
チャレンジに不慣れな人ほど最初から自分オリジナルのアイデアや独自の方法を試したがります
いろんな業界で成果をあげてきた人ほど世の中のパターンを熟知しているので既存のサービスをフル活用したり人真似したりで場数を踏み、手応え感じてから独自性を発揮し始めます
その方がスムーズに進みますよ
というのは、これだけ(僕が若い頃から比べるとですが)無料でSNSや様々なサービスを活用できて、いろんな表現、いろんなチャレンジが可能な世の中になると
もう本当に、全然コストをかけなくても活動を収益化したりビジネスを立ち上げることができる。
僕は15年ぐらい前にこれに気づいた時、本当にびっくりして「インターネットってスゲー!お金をかけなくても事業を立ち上げられるのか!?」ってすごく可能性を感じたんですね。
それ以前から、リアル社会でもいくつか事業を立ち上げてて、塾を運営したりと色々チャレンジはしていましたが(当然家賃や活動経費はたくさんかかりますから)
それに比べてインターネットの世界は、本当に無料で、ブログを始めたりSNSや色んなアプリを活用し、自分の表現ができる、自分から情報を伝えることができる。
やり方次第、実力次第では、良いコンテンツならどんどん拡散されて、人々に広めることもできる。
とんでもない時代が来たな!って僕はすごく感じたんです。
ただ、それが当たり前になりすぎて、環境が整いきった後に生まれてきた世代、子供の頃からインターネットやSNSに触れてる世代のコからすれば
(すべて無料が)当たり前の中で「さあ、どうしていいかサッパリ分からない」という人もたくさんいて当然で、何が良いとか悪いとかではないと思うんですが。
それでも、こういう時代の変化をずっと眺めてきた立場から言うと、やっぱりうまくいく人は最初はうまくいってる人をまず真似るところから始めてますよね。
自分がまだ全然何も分からないんだったら、知ってる人から教わる。
言われたことを鵜呑みにする訳じゃないけど、もちろん参考にするのは当然で、「まず学ぶ」って姿勢。
マーケットリサーチも含め、とにかく謙虚に聞く耳を持つ。
お客様や一般の方々をリサーチするのも当然だけど、うまくいってる人や結果を出してる人をフォローして活動を追いかけ模索する。
全てを鵜呑みにはせず、行動や考え方の根拠を探す。
「なぜこの人はこういう行動をしてるんだろう?こんな発言をしてるんだろう?こういう仕掛けをしてるんだろう?」
「その裏にはどんな意図があるんだろう?」と思考法を探る、みたいな部分は必ずやってますよね、やっぱり当然ながら。
どっちも見る、市場(自分のターゲット層)も見るけど発信者(模範となる相手)の方も見る、ってパターンがすごく多い。
それが結局は一番の近道ではありますよね。
昔から言われる、日本の伝統芸能の世界で「守破離」という考え方がありますが
(もうこういう話を出す時点でおじさんだなぁと自分でも思うんですけど)
「守」が守る
「破」が破る
「離」が離れる
という教えが、昔から日本独自の成功法則って感じで語られたりするんですけど。
若いコは全然知らないと思うけどね。
まずは「守る」
その業界でのやり方、うまくいくパターンをまずは素直に守る(真似る)
次に、「破る」
自分なりのオリジナリティを出すのは、「守」が完全にできてから。
真似して成果が出てきて初めて、師匠の型をちょっと破り始めてみる、自分の独自性を出してみる。
最後の「離れる」っていうのは、完全に自分オリジナルの方向に進んでいくこと。
「破る」っていうのは「守る」ものがあるから、最後の「離」はそこから完全に離れること。
完全に自分独自のやり方を実行するのは一番最後のパターンで、「まずは守ることからだよね」と昔からよく言われてます。
若いコが自分のオリジナリティをバンバン試すのもいいんだけど、そればっかり一生懸命になって肝心の成果に全く結びつかないケースも多々あって。
それも全然間違いではないけどね、オリジナリティや独創性、独自性を試したくなるのはすごく良いことだと思うんですよ。
何もやらないで「最初の一歩が出ない」って言いなが結局何もチャレンジしないよりは全然いいと思うんですけど
果たして、それで実際に成果が上がったか上がらなかったか、というのを冷静に見極めないとで。
そもそも成果を求めてないならいいんですよ?
自分の趣味やお遊びでやってるなら成果はいらないのかもしれないけど、成果を求めて始めたのにうまくいってないなら独自性を見直さないと。
その「成果が上がらないのは自分に原因がある」という現実を無視して、俺のやり方があるんだ!とか俺は天才なはず!なんてオリジナルにこだわってても前には進まない。
しかも、「俺のやり方がうまくいかないのは世の中が悪いからだ!」なんて、こじれた発想を持ち始めちゃうと厄介なんですよ。
そうじゃなくて、サービスを展開したい!自分の提供したものを世の中に認められたい!マーケットに打ち出したアイデアや作品を評価されたい!と少なからず思ってるんだったら、やっぱり研究や学ぶ姿勢、そういう視点は絶対必要ですよね。
なので、手応えを感じるまでは、まず「自分が何故うまくいかないのか」を分析する。
で、「それはうまくいく方法を全然わかってないからだ」と客観的に答えを導き出す。
自分を否定するのではなく、冷静に客観的に評価してみる。
で、うまくいってる人はどういう部分をどういう風にやってんのかな?と興味を持つ。
それも、やり方だけじゃなくて「その奥にはどんな考え方があるのかな?」という、軸の部分を探るってパターンを若い頃から始めた方が絶対に身に付きやすいですよね。
若い頃だからこそ、無謀なチャレンジも許されるし、やってみるべきという意見もあるんですけど
僕は僕自身がそうだったように、若い頃だったからこそメンターを完全コピーする勢いで真似たので、そちらをオススメします。
特に、やり方を真似るのではなく、成功してる人や人格の素晴らしい人の内面や思考パターンを真似るようにする。
特に人格者ですね。
僕がいつも基準にしてたのは、結果だけ出してる人じゃなくて、数字だけ上げてる人じゃなくて、お金だけ儲けてる人じゃなくて、本物の人格者かどうか。
本当に心が満たされてるのか?
会った時にちゃんと笑ってるのか?
嘘をついてないか?
本音で語ってるのか?
みたいな部分、中身を注目してました。
だって僕は、自分が幸せになりたかったから、自分が自由になりたかったから、自分の心が満たされる方法を知りたかったから
立場や外見ではなく、心、本質の部分を見抜こうと思って、いろんな人に会ってきたので。
SNS とかでも、毎日の発言を追っかけてたら結構わかるじゃないですか。
「この人は嘘がないなぁ」とか「本当に素でこういう人なんだな」みたいなところって、今は動画などを見たりすると素性がバレる時代じゃないですか。
だから、そういうのを見定めて、本質の部分に魅力がある人の、考え方を真似る。
感じる部分、内側の心の部分を見抜くようにする。
そして、まずは徹底的に真似るとこからスタートする、ってパターンで僕は早いうちから手応えを感じて
20代後半から30代で実践できてた、成果を上げることができた、っていう経験があるので一番おすすめですよというお話をさせていただきました。
ぬいぐるみパパでした。
※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです
▽YouTubeでの動画(音声)解説、毎朝8時にお届けします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?