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ウィルソン、復活の要因を明かす「怒りを抱えてプレーしていた」

4月に8ゴールを挙げ、クラブの月間最優秀選手賞に輝いたFWカラム・ウィルソンがゴールラッシュを振り返った。地元紙「Chronicle」が伝えている。

好調の要因について聞かれると「正直なところわからないんだ」とコメントしつつ、以下のように続けた。

「試合あたりの得点数で言えば、2試合しか先発せず、他は45分や20分しか出ていない中で8ゴール決めているんだから、確かに好調かもね」

「後半戦の固め獲りは、キャリアハイかもしれない。今シーズンに関しては分単位のゴール・アシスト数で言えばリーグで2番目のはずだ」

驚くべき活躍を見せているウィルソンだが、ワールドカップ後は決定機を決めきれず、批判にさらされることもあった。

「今のところ順調だけど、これを今後も続けていきたいね。歩みを止めることはない。僕のことを批判する記事が書かれていた時期を忘れていないけど、最近突然みんなが話しかけてくるようになった。僕は決して恨んだりせず、それを燃料にしているよ」

「みんなが好き勝手言ってくれたおかげで、僕のベストが引き出されたんだと思う。勘違いしないで欲しいんだけど、僕は普段記事を読んだりエゴサーチするタイプではない。でもそう言う時には、心配した周りの奴らから、”カル、大丈夫か? 今シーズン限りか?”なんてメッセージが送られてくるんだよ」

「一体全体どうなってんだ?って。少し調子を落としただけなのに、誰もがクレイジーな話をし始める。僕は間に受けず、ピッチでの仕事に集中した。それ以上言えることはないよ」

ウィルソンはこれまでアラン・シアラーが持っていたクラブのリーグ戦月間最多ゴール数「7」を塗り替え、新たなレコードホルダーとなった。

「良いことだね。実は試合が終わるまで気づいていなかったんだけど、嬉しいよ。月間のゴール数なんて、普段は気にすることのないようなランダムな数字だからね」

「シアラーは信じられないような記録を持っているし、今回の記録も素晴らしいけれど、それを欲しがっていたわけでもないんだ」

「単純にチームが上に行けるように手助けしたいという気持ちでやっているよ。プレーするときに全力を尽くすだけさ。超プロフェッショナルでいないといけないし、ここまではそれを実現できていると思う」

「怒りを抱えてプレーしていたのが、僕のベストを引き出してくれたのかもしれない。4月は良い復活にきっかけになった。幸運のイースターエッグだったかもね」

ニューカッスルは7日に2位アーセナルをホームに迎える。このフォームをウィルソンがシーズン終了まで継続できるか、注目だ。

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