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バーン、相手の“時間稼ぎ”に言及「イチャモンはつけられない」

0-2で敗れたアーセナル戦後に、DFダン・バーンがコメントを寄せている。地元紙「Chronicle」が報じた。

試合中から話題になったのは、アーセナルの時間稼ぎについてだ。通常インプレーの時間が少ないことで知られるニューカッスルだが、ビハインドとなったこの試合では逆にガナーズのスローなゲーム進行に勢いを殺された印象だ。

「当然イライラしたよ。お前が言うなっていうのが、彼らの主張だろうけどね。相手はあらゆる手を尽くしてゲームを遅らせようとしてきた。僕らは常に意図的にやっているわけではないけど、彼らは確信犯だった。でもそれはフットボールに付き物だと思う」

「それに対してイチャモンはつけられない。多くのチームは時間を使ってくるものだ。彼らはホームファンのエネルギーを感じて、それを殺そうとしていたんだよ。アーセナルのようなレベルのチームにそうさせたんだから、賞賛に値するだろう」

過去9試合で8勝と波に乗っていたニューカッスルだが、アーセナル相手には完封負けを喫することになった。試合開始早々は相手陣内に押し込むシーンが多かったが、マルティン・ウーデゴールのミドルシュートで勢いを消され、後半にはファビアン・シェアのオウンゴールで更なる失点。ポストを複数回叩くなど惜しいシーンも多かったが、得点を奪えずに試合を終えた。

「がっかりはしているけど、そこまで大差がついたわけではない。遠目からのシュートとオウンゴールだ。こちらにもチャンスはあったけど、決めきれなかった。良いゲームができたと思うし、誰が見ても面白い試合だったんじゃないかな」

前半にはエリア内で相手DFヤクブ・キヴィオルの手にボールが当たったとしてペナルティキックを獲得したものの、その後のVARチェックで判定が覆った。

「ペナルティのシーンは見返していないけど、レフリーがそう判断したんだから、最初の印象ほど明らかじゃなかったんだろう」

昨シーズンも同時期にアーセナルを本拠地に迎えていたニューカッスルは、2-0で完勝。今回も同じ結果を求めるファンが多かったが、ここ1年プレミアリーグを引っ張ってきたガナーズも成長著しく、苦しいゲーム展開になった。

「同じような展開にならないことは分かっていた。去年は彼らを圧倒したけれど、今回は相手が素晴らしい試合をした」

「彼らはシーズンを通じて、この調子を維持してきた。今は不運もあってシティに追い抜かれているけれど、それでも素晴らしいチームであることに変わりはない。その中でも彼らにトラブルを引き起こすことができていたし、相手のプレーに対応することもできていた。勝利する運もなかったね」

チャンピオンズリーグ出場権獲得へ向けて負けれらない試合が続くニューカッスルは、13日にアウェーでリーズ・ユナイテッドと対戦する。

「あのようにエリア外から失点する機会は多くない。それで少し試合が決まってしまった感じがする。がっかりはしているけどまだ4試合もあるし、僕ら次第だよ」


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