見出し画像

Googleよ。俺に婚活を勧めるな。

世の中にはタイムリミットというものがあります。「人生において何事も遅すぎるということはない」なんて言葉はよく聞くけど、それは生きていればの話で、死んでしまえばその時点でゲームオーバー。ジ・エンドなんです。


時間軸の崩壊ッ!本能寺で待ってる…


鵺野は時間を守ることが苦手だ。高校時代なんか多分出席日数の半分は遅刻してた気がする。それでも卒業できたのはひとえに自分の将来を期待して情けをかけてくれた諸先生方………ではなく、毎日のようにどこかしらの路線が遅延し、遅延証明書をバラまいてくれていた大宮駅のおかげだ。ありがとうな。


プライベートにおいても時間を守るのは苦手で、待ち合わせには大体遅れる。しかも大体数分程度の遅れだ。数十分、数時間遅れることはまずない。自分でも何でか分からんが、必ず電車1本分だけ送れる。ほんまごめんな。


ただその代わり他人の遅刻に関してはめちゃくちゃ寛容である。以前友人とジムに行こうと入口のとこで待ち合わせた結果友人が3時間以上遅刻し、俺はジムの入り口(外)で3時間以上待ったことがあった。待ちすぎてジムの人に不審者だと疑われた。ほんまごめんなさい。友人からは「今度焼肉奢るから許して」と言われたのでそれで手打ちにはなったのだが、3年が経とうとしている現在、未だに彼から焼肉はご馳走になっていない。忘れてんだろ。オイ。


世の中はタイムリミットに溢れている。締切や待ち合わせみたいな明確に時間が指定されているものじゃなくても、○○歳を過ぎるとほぼ実現が不可能になることというのは結構ある。


例えば「制服ディズニー」だ。鵺野は悲しいことに制服ディズニーを経験しないまま高校生活を終えてしまった。まあもちろんやろうと思えば今からでもできるんだろうが、成人男性が今更学ランをきてディズニーではしゃいでるのは些か見るに堪えない。些かどころじゃねーな。普通にグロ映像だ。【閲覧注意】だ。


まあそういう「学生のうちにやっておくべきこと」みたいなのはさすがにもう20も半ばなので諦めがついてきてはいるんだけども、最近になってタイムリミットが近づくことに怯えているものがある。ズバリ結婚だ。


鵺野は普通に結婚願望はあるのだけれど、いまいち自分が結婚するということがピンとこない。晩婚化が進んでいるとはいえ、20代前半で結婚する人も全然いる中、相手どころかまだ心構えさえできてない自分が不安になることが1か月に1回くらいはある。


それに最近になってやたらGoogleの広告やらYouTubeのサジェストやらがマッチングアプリや恋愛ドラマを推してくるようになった。やめてくれよー。焦らせないでくれよー。30までにはするってー。いや………32?かな?


いや実際のとこ別に焦ってもないのだがな。何となくそれまでには相手も見つかるだろうし経済的にもある程度の余裕はできるだろーって楽観視している部分もあるし、最悪出来なかったら独身を謳歌すればいいやーくらいに考えている。というかそのくらい心に余裕を持ってた方が何かと楽な気がする。


でもね、そこでもGoogleくんが邪魔をしてくるんですよ。「独身男性の老後がいかにみじめか」とか「未婚男性は既婚男性に比べて死亡率が~」うんぬんかんぬん。やめてけろ。そんな絶望を与えないでおくれよ。というか多分俺がそういうのに過敏に反応してしまう年齢になったというだけの話な気もするが。


っていうかね、身の回りの恋人or嫁(旦那)がいる人で幸せそう~って人がほんとにいないんですよ。逆にみんないる?恋愛関係とか夫婦関係が100%うまくいってるやつ。いる?大体みんななんか苦悩してたり愚痴吐いたりしてない?そういうの見ると「恋愛も結婚もしないで自分で稼いだ金を自分の為だけに費やす生き方の方がいいのかもなァ」なんて思うんです。そういう考えの人がいっぱいいるから若者がみんな結婚に消極的なんじゃないんスかね。知らんけど。(知~ら~ん~け~ど~♪)



何にしてもまだ結婚のタイムリミットは10年くらいはある筈なのでその間にこの人と一生を共にしたい、一緒に幸せになりたいっていう人が現れたらその時考えます。でもやっぱなんだかんだで結婚はしてぇなぁ…幸せな家庭築きてぇ………


以上、「一日一note」を勝手に自分に課してる鵺野がタイムリミット残り7分で書いた適当日記でした。アスタラビスタ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?