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Web 3.0界を沸かせる!日本発NFTコレクション「NEO TOKYO PUNKS」の新たな挑戦、公式クレジットカード発行の理由とは?

次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ)」において、2023年7月、4例目となるNFTコレクションのクレジットカードが誕生しました。

これらのカードでは、利用特典として、ここでしか手に入らない限定NFTや携帯の待受画像がもらえることが人気になっています。

また、クレジットカードのデザインには各コレクションのオリジナルデザインが使用され、クレジットカードとは別に保存用カードも提供されるなど、コレクターの心を惹きつける仕組みがあります。
この記事では、世界的に注目を集めるNFTコレクション「NEO TOKYO PUNKS」ファウンダー兼クリエイターのNIKO24(ニコ)様と、BizDevとマーケティングを担当されているTANIO(タニオ)様に、公式クレジットカードを発行するに至った理由、またカードを通じて解決したいNFTクリエイターのマネタイズ課題やNFTコレクションの価値付けに関して、お話を伺っていきます。


日本発のジェネラティブNFTコレクション。「NEO TOKYO PUNKS」とは


ー  まず、「NEO TOKYO PUNKS」の設立経緯について教えてください。

NIKO24様(以下、敬称省略):

NEO TOKYO PUNKSのファウンダー兼クリエイターとして活動しているNIKO24です。

元々はサラリーマンとして、クリエイターとは全く関係のない仕事をしていましたが、趣味でイラストを描いていました。NFTという技術を知り、イラストレーターとして何かできないか考え、2021年9月ごろから活動を開始しました。それから数ヶ月間、海外のコレクションを見ていると、日本のアニメをリスペクトしたようなジェネラティブアート(※1)が流行っている一方で、日本発の作品がないことに気づいたんです。

「今なら、個人でもチャレンジできるのでは!?」と思い立ち、NEO TOKYO PUNKSを立ち上げました。いち早く動いたことで海外の方にも注目いただき、OpenSea(※2)の上位ランキングを獲得できるポジションを確立しました。
その後、企業とのタイアップなど、多くの案件をいただくようになりましたが、サラリーマンとしての仕事との両立が難しくなったため、2022年11月に退職して現在はIP事業に専念しています。

(※1)ジェネラティブアートとは、コンピュータのアルゴリズムによって生成されるアート作品の総称(参考:一般財団法人ジェネラティブアート振興財団)
(※2)世界最大の取引量を誇るNFTのオンラインマーケットプレイス


ー  TANIO様は、どのような経緯でNEO TOKYO PUNKSに参画されたのでしょうか。

TANIO様(以下、敬称省略):

NEO TOKYO PUNKSのBizDevやマーケティングを統括しているTANIOと申します。
私は、元々は、NEO TOKYO PUNKSのNFTホルダーとして、2022年の7月にコミュニティに参加しました。当時はサラリーマンであり、SIerの会社で10年ほどマーケターとして働き、NFTやメタバースなどの新規事業立ち上げも行っていました。

NEO TOKYO PUNKSのコミュニティでは、本業の知見を生かしNFTを企業に使っていただくためのアイデア出しや、企業からのオファーに対する窓口を担当していましたが、2023年6月にSIerの会社を退職し、WEB3関連の仕事をおこなうようになり、本格的にNEO TOKYO PUNKSにもコミットすることにしました。


公式クレジットカード発行の背景


ー  ナッジを知ったきっかけや導入の決め手は何だったのでしょうか。

NEO TOKYO PUNKS オリジナルデザインカード

TANIO:
ナッジ株主のベルシステム24さんから、ナッジを紹介してもらったのがきっかけです。

以前私から、ベルシステム24さんや伊藤忠商事さんにNEO TOKYO PUNKSをIPとして使いませんかと営業していたんです。お話している中でNudgeの存在を知り、ユーザーの利用がクリエイターの支援になる仕組みが面白いなと感じ、早速NIKO24さんに「ちょっとこれ進めてみませんか」と提案しました。

ー  NEO TOKYO PUNKSのコミュニティには4,000人もの参加者がいるとお聞きしました。「ユーザーの利用がクリエイターの支援になる仕組み」とは、そのコミュニティを基盤にしていくのでしょうか?

NIKO24:そうですね。NFT業界はまだまだビジネスとして成長途上で、収益化には多くの課題があります。ユーザーが公式クレジットカードを利用したことによる還元を活動資金として役立てられることは非常にありがたいと感じました。また、NFTコミュニティ自体が「「推し」を応援する文化を持っているため、親和性を感じ導入を決めました。


ー  ファンは、普段の買い物でナッジカードを使うだけでコミュニティの活動を応援・支援できるという仕組みと、クリエイターにおける収益性の課題は相性が良いですよね。NFTコミュニティは完全オンラインだと思いますが、そこにクレジットカードという抵抗はなかったのでしょうか。

TANIO:
導入前から、「オリジナルカードを通じてファンとの新しい繋がりができる」ことに魅力に感じていましたが、実際導入してみて気づいたのは、フィジカル(物質的)なグッズを持つことの喜びが想像以上に大きいということです。

NFTコレクションのファンは、そのIPやクリエイティブが好きで、コミュニティに集まったりNFTを買ったりしています。NEO TOKYO PUNKSではファン向けグッズを作ってはいますが、NIKO24さんデザインで、かつ生活の一部になるようなクレジットカードを作れることは一味違いますね。

コミュニティメンバーは、「NIKO24さんの応援になるのであれば!」と積極的に入会しカードを使ってくれています。ナッジカードが提供する「推し」を応援するという仕組みは、NEO TOKYO PUNKSでも本当にうまく機能していると思います。


ファンとの繋がりを深める。その活用法と反響は?


ー  NFTコミュニティの応援文化とナッジの仕組みがうまく連動していますね!NEO TOKYO PUNKS公式クレジットカードは、現在どのように活用されているのでしょうか。お聞かせいただけますか?

TANIO:
ナッジカードには、クレジットカードと連携したスマホアプリにNFTウォレット「Nudge NFT Wallet(β版)」が標準搭載されています。これにより、誰でも簡単にNFTを受け取ることができるのですが、特にカードの利用特典として活用している「NFTガチャ」は、コミュニティ内でもかなり盛り上がっています。

NTPの公式クレジットカードでは、カード利用額1,000円からNFTガチャが1回引ける特典を用意していますが、それをきっかけに入会する方や、すでに10体のNFTを全てコンプリートした強者も現れて来ているくらいです。

ユーザーの方々からは、水道光熱費や月々必ず引き落とされる支払いを「全てNEO TOKYO PUNKSの公式クレジットカードにしました!」とも連絡もいただき、非常にありがたく感じています。

NIKO24:
IPを広めるためには、普段からファンの方々とのタッチポイントをいかに作るかが重要です。今まではSNS上でしか増やすのが難しかった接点を、公式クレジットカードを作ることで日常生活にも浸透させることができました。

何気ない支払いのたびにNEO TOKYO PUNKSを思い出し、より繋がりを深める手段が増えたことはとても良かったです。

ー  NEO TOKYO PUNKSコミュニティの熱量は本当に素晴らしいですね。オリジナルデザインのクレジットカード以外に、保存用カードのデザインにもこだわられたとお聞きしました。ユーザーの方々の反応はいかがでしたか?

TANIO:
保存用のカードまでついてくることについては、かなり喜んでもらえたようです。なので、公式クレジットカードのデザインも今後、増やしていけると面白そうだなと思っています。

NIKO24:
すでにNFTガチャをコンプリートしている方もいらっしゃるので、ガチャの種類を増やすことも検討したいです。また、現在NFTガチャでプレゼントしているNFTをOpenSeaにあげると、コレクションページで同じ絵柄が並んでしまうので、その体験を良くしたいとも思っています。


ー  貴重なご意見ありがとうございます。現在配布しているNFTは「ERC721」という標準規格で発行させていただいておりますが、柔軟に対応できるよう検討を進めてまいります。

また、Nudgeはカードデザインを変えても番号は変わらないので、一度発行したカードはそのまま利用できます。期間限定で異なるデザインを出すというのもキャンペーンとしては有効です。ガチャの種類も増やせますので、ぜひ計画していきましょう。

TANIO:それはいいですね。ぜひ検討したいです。


Web 3.0業界をリードするNEO TOKYO PUNKS。今後の展望とは


ー  今後、さらにNEO TOKYO PUNKSの成長を加速させていく中で、ナッジに期待することや検討している取り組み、展望について教えてください。

TANIO:
まず、特典のNFTガチャを充実させていきたいと思っています。

また、NFCタグ(※3)のように、クレジットカードでタッチするとNFTアートをエアドロップできるような、現実世界とデジタルの世界がリンクするような使い方ができれば面白いと思います。
さらに、クレジットカードを身分証代わりにして、リアルイベントの際に特別な体験ができたり、専用のエリアに入るなどの特典も検討したいです。

(※3)NFCという通信技術規格を使用した非接触のICチップを埋め込んだもの

ー とても面白いアイデアですね。現在は、音楽イベントの公式クレジットカードで来場者限定POAP(ポープ:「その場にいた証明」ができるNFTバッジ)を配布したり、リアルイベントの会場に特設ブースを設置してQRコードを読んだ人限定でNFTガチャを実施するなどの取り組みも行っているので、ぜひご相談させてください。

NIKO24:
私は、NFTクリエイターが抱えるマネタイズの課題について、NEO TOKYO PUNKSが一つの解決策を体現していきたいと考えています。

ナッジの仕組みは、クリエイターが作品の収益化を図るための新たな手段になると考えています。公式クレジットカードを通じて、ファンとのつながりを強化し、NFTコレクションの価値を高めていきたいと思います。

また、まだNFTを持っていない人に対して、「NFTを持つとこんなに楽しいことがあるんだよ!」と、NFTの価値を発信していくことも重要だと考えています。

ー  ナッジカードと連携したアプリには、NFTウォレットが標準搭載されているので、NFTの価値づけに関しても一緒に取り組んでいけることがありそうです。ナッジとしても、ぜひパートナーの皆様と一緒に、NFTを活用したファンマーケティングの新たな可能性を模索していきたいと考えています。
では最後に、読書の皆さんにお伝えしたいことはありますか?

TANIO:
最後までご覧いただきありがとうございました。2023年9月30日に、NTPの新しいサイドコレクションが販売されます!是非、応援頂けましたら幸いです!


【編集部より】

最後までお読みいただきありがとうございました。
インタビューさせていただいた「NEO TOKYO PUNKS」クラブでは、利用金額に応じて オリジナルNFT(画像)がもらえる特典をご用意しています。
また、オリジナルデザインのクレジットカードだけでなく、保存用カードにも書き下ろしイラストが使用されており、ファンの方々にとって嬉しいサービスを提供しています。
ナッジを活用し、NFTの価値をさらに高めようとしているNEO TOKYO PUNKSの取り組み、参考になりましたでしょうか。
ご不明点等ございましたら、お気軽にNudgeまでお問合せください。

また、Nudgeでは様々なスポーツチームやアイドル、企業など様々な「クラブ」が用意されています。
好きなクラブを選択して普段通りにカードを使うだけで、クラブの特典がもらえます。
詳しくは、Nudge サイトをご覧ください。


取材:岡田俊樹・山咲かもめ

\ぜひ、ナッジカードをご利用ください♪/
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