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中小企業のためのAmazonハウトゥー本

遡ること1年以上前、Amazonで売り上げをあげるためのノウハウをまとめた本を出しませんか?と技術評論社様よりお声がけいただきました。
その際、ECをうまく活用できずに困っている中小企業の役に立つような内容にできるならぜひお願いします、ということで中小企業のためのAmazonハウトゥー本の執筆を開始しました。
書きはじめて一年以上。想像以上に労力も時間もかかってしまったのですが、2021年10月18日にやっと発売できることになりました。

本のタイトルは、Amazon出店の王道です。技術評論社様のシリーズもので、他に「YouTube集客の王道」と「Googleマイビジネス集客の王道」があります。

本書は、アマゾンジャパン勤務時代に得た知識と、ブルーグース合同会社のメイン事業であるAmazonコンサルティングサービスでクライアントに提供してきた内容を分かりやすくまとめており、中小企業の特に次のような方におすすめです。

・とりあえずAmazonに出店したはいいものの何をしたら分からない
・Amazonでの販売は開始できたが、思うように売り上げがあがらない
・Amazon広告も始めたけど、これって効果出てるの?

このような悩みは大企業のAmazon担当者でもしばしば直面する課題ですが、大企業の場合は大手広告代理店(数年前から広告代理店はAmazon広告にもかなり注力している)にAmazon広告の運用代行をしてもらったり、直接Amazonにコンサルティングサービスのようなものを受けたりしているので何とかなっています。もちろん高額の報酬を支払ってですが。

また、大企業の場合は元々のブランド力もあるので、Amazonの中でのマーケティング施策にそれほど注力しなくても、それなりに売上を確保できます(もちろんAmazonの影響力が大きいことを知っているので、大企業もAmazonに注力せざるを得ない実情はあります)。

そんな中、中小企業の場合は、安売りとサクラレビューを駆使して売りまくる中国勢と、国内外の大企業に追いやられ、Amazonでの売上シェアを奪われる一方です。

もちろん中小企業でもAmazonを攻略してしっかり売上をあげているところもたくさんありますが、そのような企業は会社のトップがある程度デジタルに精通しているところが多い印象です。

また、ほとんどの中小企業ではAmazon担当を一人で任されることが多く、場合によっては商品登録からAmazon倉庫への発送作業、キャンペーン設定や広告運用などの全てを一人で担当している方もいます。

そのような人手不足な環境の中で、会社からAmazonの売上をあげるような指示があったとしても、売上をあげるために何をしたらいいかを考えたり調べたりする時間もないので、なかなか売上があがらずに困ってしまっています。

弊社ではこれまで、多くの中小企業からご相談いただいてきましたが、最大で前年比1,000%を超えるAmazonでの売上を達成しており、平均でも前年比100%ほどの売上増加となっています。

その売上をあげるノウハウを、Amazon出店の王道の中にすべて詰め込みました。もちろん個別のケースではその時々で様々な取り組みをしてきましたが、基本的な考え方は本書に記載した内容が全てであり、それらを実行していただければ自ずと売上はあがります。

これまで一人Amazon担当で奮闘されてこられた方や、中小企業経営者で片手間でAmazonに出店していた方など、どうにか効率よく売上をあげられないかと悩まれてきた方々にお手に取っていただけるとうれしく思います。

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