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無職 NO OWARI をいつにするのか問題

真崎🌴沖縄

先週水曜、チェンマイから無事に那覇空港到着するも、税関の申告書を書いていた際に『職業』の項目で手が止まる。警察犬らしきイッヌにリュックを嗅がれながら固まること十数秒、迷った末に「自営業」と申告した無職です。ちゃお！
 　

　
キャリアブレイク研究所が運営する「むしょく大学」のまっくすさんに先日お声がけいただき、むしょく大学でZINE発行を目指す皆さんに向けて "本作り" をテーマに諸々お話させていただいた。

本作りにおいてやっぱり話題にのぼるのが文学フリマ。先日の初出展について感想を聞かれ、改めて考えてみて「自分を知るフォロワーさんや読者さん以外にも初見で意外とたくさん手に取ってもらえたのがとても嬉しく、同時に『キャリア』『仕事』というテーマ、中でも『無職』の引きの強さをまざまざと感じました」と回答。

参加者さんからも「分かります！noteで記事を書いても無職関連はいいねの数が違いますよね！」といった声が上がるなど無職のメリットあるあるで盛り上がった。無職のメリットあるあるって何。

　
🏃🏃🏃
　

昨年末に退職してから経過すること2ヵ月と少し。

1月は税関連の手続き、文学フリマや留学準備でバタバタからの2月まるっとチェンマイ留学でバタバタバタバタ。先週水曜に帰国し、ようやく無職らしい無職の日々を堪能しているのがこの1週間。

確定申告
沖縄銀行の口座開設
失業認定資格の申請
からの開業届＆再就職手当の申請

帰国したらすぐにやるぞ！と心に決めていたTODOタスクたちは未だ常温で放置、漂ってくる腐敗臭に鼻をつまみながら散歩や読書やマンガや『おっさんずラブリターンズ』に明け暮れる健やかな日々を送っている。
　　

　
沖縄移住する前の2年間は「9ヵ月会社員→3ヵ月無職」というサイクルを2度回した。

もう少し丁寧に分解すると「ちょっと働く→しんどくなる→遠くに行きたくなる→辞める→遠くに行く→戻ってくる→無職に飽きる→転職」という流れ。3ヵ月の無職期間には、それぞれ兵庫・竹野のゲストハウスで1ヵ月ヘルパーをしたり沖縄移住したりと文字通り遠くに行った。

で、今回は1ヵ月のチェンマイ留学である。遠くに行く、戻ってくる、無職に飽きる。今回も順当にこの流れを踏襲することになる気がする。さっそく無職に飽きてきた。

　
身近な友人の皆さんには入念にお伝えしているのだが、わたしは決して働くのが嫌いではない。仕事を通して得られる活力・充実感・達成感・お役立ち感・人との出会い・報酬(重要)は、わたしの人生には欠かせない必要ピースだと思っている。

ただ、会社員生活を続けていると「やりたくない事はやりたくない」「日々同じ場所に拘束されたくない」などの思いが欲求不満としてムクムク膨れ上がって数ヵ月～数年ペースで爆発するという難儀。

この性分ゆえ今世での会社員ライフはそろそろ諦めようと腹をくくり、所属せずとも身一つで生きていけそうなスキルをつけようと心機一転タイ古式マッサージの勉強をしているのが今である。無職の今は毎晩せっせと沖縄長男氏の身体をほぐしている。

　
留学前から、というより沖縄移住前から「働くならこのお店が良さそうだな」と思っている沖縄のタイ古式マッサージ店がある。

いずれは独立を考えてはいるが、1ヵ月マッサージ留学しただけの今がその時じゃないことは重々承知しており、研修制度のしっかりしたお店で引き続き修行を積みたい。そのお店で採用されるかは分からないが、満を持して求人応募するタイミングを「無職 NO OWARI」とする所存だ。


で、問題は「いつ応募するのか」である。

筋トレや英語の勉強しかり、頑張って継続していたことを一度辞めると "やらない心地よさ・ラクさ" に心身が溺れて再起動が難しくなる。これは無職にも当てはまる。

終わりなき怠惰な日々にはわりとすぐ飽きてしまうのだけど、一方でこの「明日も明後日も来週も来月も、このままいけば何も予定がない！」という状態は、悲しいかな、わたしには大変に心地が良いのである。

このまま怠惰で何にも心脅かされない気楽な日々を送りつつ、思い立てばいつだって行きたい場所に行って会いたい人に会える、そんな「貯金のある無職」というチートな世界線に可能なかぎり身を置きたい。

　
とりあえず、思い立って4月に福岡＆大分に行くことにした。
　

これに参加したいのよ

　
無職からの再起動、早ければこの小旅行後にする（予告と決意）

ラクな時間が長くなればなるほど、筋トレも英語学習も労働生活もみるみるリブートが困難になる。無職においては現状「3ヵ月」がわたしの適正リミットである。

4月初旬、温泉ぶっかけを合図として華麗に社会復帰をキメたい。

　
裏を返せば、3月いっぱいは精いっぱい無職を謳歌したい。

確定申告などの手続き諸々だけはきちんと進めつつ、続々と納付書が届く税金たちを白目で納めつつ、あとは気の赴くままに書いて読んで観て食べて飲んで遊びに遊ぶ最高の無職ライフにします。

大丈夫。貯金ならまだある。

 

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