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沖縄の離島「阿嘉島」には天国がありシカがいる

沖縄で仲良くなった移住者3人で「飲む女たち」と名付けたLINEグループをつくり、ちょくちょく飲んだり遊んだりしている。かおりさん&まりさん、ふわふわフッ軽女たち。

7月のとある木曜、仕事のあと飲んでたらしい2人から「次の土曜に渡嘉敷島でシュノーケルするんだけど一緒に行かない?」的な内容のLINEがくる。

急なお誘いを愛するふわふわフッ軽ど暇人ワイ、「シュノーケルはしないけど離島には行きたい!」とお返事。わざわざ遠くに行ってダラダラのんびり過ごすのが好きなんです。

が。

直前なので渡嘉敷島のフェリーチケットがうまく取れず、すぐお隣にある"阿嘉島(あかじま)"にしようか~というお話に。
 
わたしだけが阿嘉島 is 何状態の民だったけど、そこは黙ってとりあえず2人についていくことにした。

阿嘉島 is ここ

 
その阿嘉島が最高だったって話です。

翌週の『マツコの知らない世界』で取り上げられててタイムリーもタイムリー。沖縄離島マニアもイチ推しな離島、今回の思い出を振り返りながら紹介させてください。

 

アクセス:那覇の泊港から「フェリーざまみ」で90分

  

阿嘉島へは、泊港から「フェリーざまみ」もしくは高速船「クイーンざまみに乗って行く。所要時間はそれぞれ90分&50分。料金は「フェリーざまみ」で片道2,150円でした。お手軽~。

できるだけ長く滞在したかったので高速船に乗りたかったけど、前日朝にWeb予約チェックしたら満席だったので「フェリーざまみ」を予約。

土曜朝の泊港、混雑すごいです。
インバウンドの皆さんやダイビング勢などなどゾロゾロ。「フェリーざまみ」は当日でも売り場でチケット買えたけど、行列だったのがおすすめ。

阿嘉島が近づいてくると、海の色が突然ガラリと変わって目飛び出た。

さっきまで深い藍色だったのに、突然の淡いクリアブルー、ところによりエメラルド。これがウワサによく聞く"慶良間ブルー"なの……??美しすぎて泡吹いた。

 

到着:受付からの漁港メシ

 
到着すると、船着場にはマリンアクティビティ系の業者さんがズラリ。下船した人のほとんどが各店に散っていった。やっぱりみんな潜りに来てるのね。

かおりさんまりさんも業者さんと合流し、フェリーターミナル内で受付を済ませる。「Dive Service からはーい」という業者さん、予約対応から海中でのガイドまですごく感じが良く楽しかったそう。阿嘉島で潜りたい方はぜひ。

ターミナルの売店。島の子が書いたんだろなってメニューでほっこり

 
ふたりとシュノーケルをご一緒する方がもう何名かいて、そのうちの1人(ひろちゃん)をランチに誘って座間味村漁業組合の建物に移動。「ここの漬け丼がおすすめです!」と、からはーいさんのおすすめです。

まぐろの漬け丼(たしか600円)
飲み仲間のふたり(手前)と、10分前に知り合ったひろちゃん(右奥)


シンプルな漬け丼、めっっちゃめちゃ美味しかったな~~~!

ほかにもカフェやごはん処はいくつかあるけど、おそらくこちらが一番「早い美味い安い」です。潜る前のカツカツ時間でも余裕もって食べられるのもメリット。

  

島散策:橋上から見る慶良間ブルー

 
シュノーケル組とお別れして、ぼっちで阿嘉島散策スタート。レンタサイクルを探してみたけど残念どこも予約満杯。みんなは早めに予約してネ☆

歩いて阿嘉大橋にのぼり、橋の上からぼーっと海を眺める。

 
実際にはこの50億倍キレイですからね(当社比)

これは海の中もめちゃめちゃキレイやろな~と思い、後からシュノーケル組に海中写真を共有してもらったところ
 

シュノーケル組
ニモ
かめ

コレですよ。
ウミガメ~~~きゃわ~~~🐢

ひろちゃんにウミガメ動画も送ってもらったけど、子どもガメが両手をふよふよ動かしながらゆったり泳いでる姿が良すぎて視力が2.0上がった。次は潜るぞ~。

 

休憩:島のカフェ「guu guu」でティータイム

 
カンカン快晴の中で橋上にいるのに限界を感じて、からはーいさんおすすめのカフェに行ってみることに。

それがこちら、あかじまのカフェとごはん「guu guu」。

かわいい看板と外観
アイスチャイとベイクドチーズケーキをいただきました


とっても雰囲気のいいお店で、おひとりで切り盛りする女性店主さんが気さくに話しかけてくれる。

しかも聞けば関西人。ど、同郷~~!と興奮するも「たぶんお姉さんが生まれる前からわたし阿嘉島にいますよ笑」とのこと。

阿嘉島ライフの良さや苦労などを聞かせてもらい、ほかのお客さんが増えてきたので読書に切り替えてゆったりした時間を過ごす。そうそうこういう時間を過ごしたかったんです。
 

島散策:道端でシカと対面


お会計のときに「阿嘉島はその辺にふつーにシカがいるんですよ」と聞いて、願わくばシカに会って帰りてぇ~と思いながら退店。
 

30秒後にシカ発見。

ビックリした、マジでふつーにシカいた。天然記念物のケラマジカらしいけど、天然記念物ってこんな道端で会えるんだ。

奈良寄りの京都で育ったのでシカには比較的慣れてるつもりだったけど、沖縄の離島の住宅街のど真ん中でシカが歩いてて草食ってるとは思わないじゃんね。こういう非日常な土地での日常の景色うれしくなっちゃう。

ちなみにこの後3匹出会った。

ロケーションとポージングが完璧な子
どこにシカがいるか探してネ☆
 

休憩:前浜ビーチで読書の続き

 
「砂浜がビックリするくらい白くてキレイなんです!」と、guu guuの店主さんには北浜(ニシバマ)をおすすめされたけど、歩いて30分くらいかかるとのことで3秒で断念。

代わりにお店から徒歩1分の前浜ビーチに向かった。

砂浜はじゃりじゃりだけど海は慶良間ブルーです
最高の木陰&流木を見つけて
流木をベンチにして読書の続き。この本好きすぎて5周目くらい

 
こういう時間を過ごしたかったんです。

そのあとフェリーターミナルに移動して、売店で沖縄ぜんざいを購入。店員のおじさん、気持ちがいいほど爆睡してて最高だった。
 

 

合流:島を出る前にやりたかったこと

 
ここでシュノーケル組から終了の連絡があり、フェリーターミナルで合流。帰りのフェリーまで残り40分ほどだったけど
 

「guu guu」に戻って乾杯。我々は "飲む女たち" なので。

全国的な定番から沖縄生まれのものまでクラフトビールの種類豊富なお店なので、潜ったあと一杯やりたい人はぜひ。
 
 
サクッと飲んでフェリーターミナルに戻り、ひとりでサクッとオリオン飲んでたひろちゃんと再合流。「フェリーざまみ」に乗って阿嘉島とさよなら。フェリーで90分飽きずにおしゃべりして帰りました。

最後の最後にひろちゃんが『ハイキュー!!』ガチ好き勢だと分かって鼻血出た。マジか~~~あと5時間早く知りたかった~~~。

沖縄には旅行で来てたらしいけど、ぜひ今後とも沖縄か全国のどこかで遊びたい。ハイキュー!!の話もしたい。こういう出会い大好きの民です。

こういう出会い大好きの民 

 

まとめ:阿嘉島とても良かったです

 
たった5時間ほどの滞在で、わたしは海を眺めて食べて飲んで読んでシカ見ただけだけど、それでもすごく心満たされる時間になった。

那覇からお手軽に行ける離島!といえば渡嘉敷島とか座間味島が有名どころだけど、その近くにこんなに最高の離島があるなんて初耳。

阿嘉島行く船客も思ったよりたくさんいたけど、それでも知名度的にはたぶん低いほうなので本当に穴場。そして「ぼーっとしに離島行く」ってなかなか贅沢な神々の遊びだった。

慶良間諸島は那覇からあまりに手軽に行けてしまうので、今後とも空いた日があれば軽率に離島行こうと思います。

 
真崎

読んでくださってありがとうございます◎