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月を読む~十三夜~

 
枝豆と月がつながることを最近まで知らなかった。

ご縁あって今の地に暮らしていて、
お醤油作りから始まった大豆づくり。

実は枝豆は「月見豆」とも言われるそう。



その由来が十三夜。
別名、豆名月、栗名月と言われるように、
枝豆や栗をお供えしていたんですね。

十五夜は中国から伝わってきましたが、
十三夜は日本独自の風習。

縄文時代の記憶まで遡るそうです。
星を見ず月を見ていた日本人、
月が自然界の時計でした。

少人数の集落だった縄文時代、
外へ愛する女性を探しに出ていきました。
男が女性を探すために新月に旅立ち
(朔日=月が立つ→立つ日=旅に出た)、
満月までに出会う必要がありました。

当時は道なき道をゆく困難な旅。
満月に出会うために、
男が集落に入れる合図(=迎え火の煙、十三夜)
に間に合わせなければなりませんでした。

さらに、贈り物と狩った獲物がなければならない。
どれだけの生き抜く力を持っていたのだろう。

命がけでも出会い生き残ってきた人たち。
それが私たちの祖先と思うと、
本来、自然とともにあるとても素晴らしい感覚が私たちには備わっているんだな、と改めて感じさせられます。

そんな背景が「お月見」として今に伝えられている。
古来、大切にしていたものはちゃんと今に伝えられてきているんですね。

月のリズムは女性は感じ取りやすいですが、
男性は意識しないと自分のものにはできない。

そして、不思議とその大切さを気づかせてくれる事象が最近特に感じられている。

地域に目を向ければ、大豆の文化、地域の収穫祭、
月にまつわる地名、お祭り、神社・・・

全然関係ないと思っていたら、
とっても関係のあることだらけ。

そして旧暦を大切にしている奥さんのふるさと沖縄。

奥さんと出会ったのも、
ここに住んでいるのも、
ちゃんと意味があるのだと感じてしまう。

すべての出会い、出来事は何かにつながっている。
魂はちゃんとわかっている。

名前から始まる物語。
自分のルーツを辿り、
日本のルーツにも興味を持つ。
地域の文化歴史、伝統に興味を持つ。
嫌いだった歴史が今や何かにつながる、と知ることが楽しい。
地域に目を向ければまたたくさんの気づき。
今まで“点”だったものがあらゆるところでつながってゆく。

これがいろんな人が、いろんなところでつながっていったら・・・

そして、学生の頃活動していた「わっぽ」にまたつながってきた。

お醤油づくりがこんなにつながるとは思わなかった。
背景を知るとおもしろいですね。
以前は中秋の名月 十五夜ばかり意識していましたが、
後の月 十三夜も知ることでより月への見方が深まりますね。
いろんな夜、深めていきたいです。
日があれば夜がある。

ことだまから紐解くと気づきがたくさんです。
名前のことだま®にぜひ触れてみてくださいね。
まずはあなたの名前の音が持つ働き、役割から😃


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