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苦手なことが自分を癒し、強くし、未来を作る

こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

社会人なりたての頃、読み返すのが恥ずかしいくらい、自分の文章に自信がなかった私。
新人研修で必要になる報告書の類は、A4 1枚位のボリュームに何時間もかけていたし、メールを書く時は「ビジネスメール文例 」と検索しコピペすることで何とかやり過ごしていました。

何年かして自分のキャパシティを越える働き方をし、うつを発症し休職せざるを得ないことがありました。都内の住まいを引き払い、故郷の沖縄に戻り、その日暮らしのように自分の体調と向き合いながら、社会と距離をおく生活。

その時期に毎日していたのは、お気に入りのノートに日記のようなものを書くことでした。「今の・・な状況が辛い」とか「未来にこういう仕事をしてみたい」とかです。取り止めもない内容だったと思うのですが、書くことで不思議と癒されている自分がいるのです。書くのが苦手だと思っていたけど違ったみたい、これは自分にとって必要な時間だ、と考えを変えて、復職してからも、毎朝書く時間を作るようにしました。

やがてベンチャー企業に転職し、自分の資格や得意を活かしてお給料をもらい、忙しく充実した日々を何年か続けていました。ふと「自分、強くなったな」と。時々キャパオーバーになる事はあっても、突然会社に行けなくなるような不調はないし、消えたくなるような抑うつはありません。書くことで、自分の心の体力がついたと気付きました。

紙のノートに書いていたことにお話を戻します。
私が書いていた未来の一つに「おばあちゃんが食べさせてくれた琉球料理を未来に残す仕事をする」というのがありました。沖縄は食の欧米化が進むことで、日本人の体にはオーバーなカロリー摂取、それにより生活習慣病の罹患が増えている課題があります。それを解決してくれるのが、ミネラルや食物繊維たっぷりの琉球料理であると、言われています。
ブログやSNSで誰でも発信できる時代にいて、一歩踏み出さないのはどうなのだろう、と考え始めるようになりました。そうして始めたのがこのnoteです。

自分の文章をこうしてネット上で晒すことに今でも怖さはあります。でも、それ以上に思いを言葉にし、少しでも共感してもらえることに喜びを感じます。

ということで、今私が未来のためにできること
琉球料理を発信し、食べたいなって思ってもらえることです。そうして、おばあちゃんが残してくれた資産を一人でも多くの人の心の中に残して行きたいです。

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