転居で思い出す転勤族妻の苦悩|#転勤族の妻

転勤族の妻と名乗るほどの転勤族ではない。
私が名乗りだすと80%以上の人が名乗らないといけなくなりそうだ。

でも、同僚を見ていて転勤族と名乗りそうな人は一人くらいしか思い浮かばないので
転勤族の妻と名乗ろうと思う。

今の土地に来た時は
保育園が先か、職が先か
卵が先か鳥が先か問題に悩まされた。

10年以内には転居可能性があるので
職が決まってからもどうやって仕事を続けるのか?
断崖絶壁キャリアに四苦八苦していた。

たまたまセルフ・キャリアドックを受けて
「求められる人になれば仕事を続けられる、会社が辞めさせないよ」
という言葉をもらってから
少し勇気が持てた。
でも、完全じゃなかった。

キャリアカウンセリングの実技をしてから
副業を始めてやっと、
「なんとかなるか」と思えた。

これはだいぶと大きかった。

「なんとかなる」
とはなかなか思えないものである。
転職で苦労してきていて
土地ごとに仕事がないことを知ってしまっているから。

だから、なんとかなると思えて良かった。

この8年、今の会社で試行錯誤しながらも
一通りの実技を習得できたのも大きいと思う。
LinkedInでスカウトが来るくらいになった。

細々と、着実に、働き続けてきて良かった。
キャリアの整理をしてきて良かった。

そして、フルリモートの仕事も世の中に広がった。
まだまだ主流じゃないけど
選択肢としてあることが大きい。

時代は変わる。
そして、私はたまたま運よく
仕事を続けられることになった。

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