糠谷

毒にも薬にもならないオタクの書き散らし。現在思考の大半を占めるのは天官賜福。

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    リェンリェンこと殿下ぬいの写真まとめ

最近の記事

週末食道楽

食べたものの写真がたまってきたので、noteに残しておこうと思います。 東京 西早稲田の中国茶カフェ甘露さん 甘露さんの初夏メニューは薔薇。薔薇!って感じの強い主張ではないのに、自然に香ってほわっと広がる風味が絶品です。大好きな喳咋(お豆とお芋が入ったココナツ風味のお汁粉)を今季またいただけたのも嬉しかった。 季節ごとに変わる甘露さんのおやつはどれも本当に美味しくて、月に一度甘露さんのおやつを食べることだけを目的に東京へ行くのは至福の時です。来月の予約も取ったから、それ

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      【リェンリェン】そこに天使がいる

      • 『儒教・仏教・道教 東アジアの思想空間』

        天官賜福の世界観を理解したく手に取った本。あらすじの「軽妙な筆致でやさしく語る」という文言を見て、取っ付きやすそうだと思い選びました。筆者(菊地章太先生)が「つまみ食い」と記すように、さまざまな観点や書、教えから思想を紐解いていく過程が軽快で読みやすかったです。 もっと知りたいという好奇心を刺激され、菊地先生の『道教の世界』も読みました。 道教とはなんぞや。理解しきれていないし言葉で定義するのも難しいけれど、暮らしのなかに息づき日常生活に浸透し文化の根っこに染み込んでいる

        • +5

          【リェンリェン】やっぱり水色が似合う

        週末食道楽

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          2本

        記事

          『天官賜福』

          現在、思考の大半を占める物語。二度目の読了を機に、思いつくままに天官賜福のどこに惹かれたのかなどを記録しておこうと思います。 一番は殿下の人となりです。「人となり」という言葉を敢えて使う。 800年という長い時間を過ごした殿下は、たくさんのことを受け止めて抱えたまま生きてきて、様々な苦を経験して尊厳も何もかも奪われて、失って諦めたことも多い。でも、根っこにあるものはまったく変わらず誰にも汚されない。昔からの強さと優しさに柔らかさが加わって、受け入れ生きることと見過ごせない

          『天官賜福』