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透明人間ふみ

僕と連弾しませんか?

この夢のような企画を初日に体験してから、もうすぐ1ヶ月

忘れもしない、7月17日の事だった

人生初のピアノを習い始めてから一年以上経つとは言っても、先生が子どものレッスンもしているので申し訳なくて半年以上休んでいるし
仕事や雑多な毎日にかこつけて
練習もままならないのだから、お冷やかし程度にも弾けるとは言えない

仲間のタイムラインを見ていると
一生懸命に練習をして、ある程度ものになってから連弾しに行くらしい人が散見されたので、自分が行くなら人の少ない初めの方がいいと思った
怖々店舗に電話をし、通常営業時間で空いてる時間を尋ねて予約をしたところ
なんと、この企画自体のトップバッターとなってしまった…

もちろん惨敗だった苦笑

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この連弾証明書が欲しくて参加したようなものだ

結果、1週間早くスタートしたエルム楽器本店の初日をかわきりに、翌週からスタートしたヤマハミュージック札幌共に何度も通うことになる

おかえりおんがく
のテーマ曲の「池の雨」は、なんとか弾けた
ツイッターに動画の投稿もできた

あとは、ただ

ふみくんのピアノ演奏を聴きたかった
心に残したかった

エルム楽器では、「池の雨」と「悲愴」の連弾だったけど、悲愴は楽譜を見てもちんぷんかんぷんで笑えなかった
それでも、冒頭の数小節だけなんとか合わせられるように練習してみた

弾けるところまで弾いて、後は鍵盤を眺めて耳を澄ませた

まるで、そこにふみくんがいて
隣で弾いてくれているような感覚がして
その音の優しさに涙がこぼれそうだった

恐らくこの先、ふみくんのコンサートに行けるようなことがあっても
こんな至近距離で音に触れることはできないだろうし、鍵盤もペダルも全てが
ふみくんが指を足を置いた時の力加減のまま再現されていると思うと、なんとも言えない気持ちになった

透明なふみくんがここにいる

こういう形の幸福感て
あったんだなぁ・・・・

噛み締めた、心から噛み締めた

その1週間後、駅近くのヤマハミュージック札幌で「池の雨」と「愛の夢」バージョンが始まった

両店舗とも、動画撮影のお手伝いと称しては何度も通わせて頂いた

店舗の方には、名前も顔も覚えられてしまうほど通ったと思う…
(行く度に、ふみ愛語るから笑われてるかもね?)
イカレポンチなリスナーのハム美だとバレてるに違いないけど、そんなことはどうでも良くて(笑)

ふみくんが大好きだと言う気持ちを、声という音に表したかった

いつも文字だけだし…

だから、誰かに会いたくて通ったのかもしれない
ふみくんのピアノが大好きな誰かに

お祭り騒ぎのように集まってワイワイするのは大好きだけど、今は無理だし
なにせ、ふみくんのファンだけが来るという場所でもないし
楽器店て、そもそもガヤガヤしない場所だと思うので
ふみくんの音楽に触れるのには実は最適で、優しく教えてくれるスタッフの方と
ゆったりとした時間を過ごす後ろ姿を見守りながら、悲愴と愛の夢に酔いしれた

おかえり、おんがく

先週末で幕を閉じた札幌での連弾企画
今週末は、どこにも出掛ける用事がなくなり、また日常が戻ってきた

淋しくないと言えば嘘になるけど
許された環境の中で可能な限り動き回った夏だから、悔いはない
ふみくんと過ごした夏だと思えるから
何人もの仲間の後ろ姿に、ふみくんへの愛情感じる幸せな時間を過ごせたと思えるから
この静かな空間を何度も味わいに通って良かった

ありがとうございました

それから
ふみくんのミニ写真展の魅力も
特筆に価すると思う

エルム楽器本店とヤマハミュージック札幌で別々の写真が展示されていた

来週から、本州各地を回る時の
曲数もいっぺんに3曲とのことなので
もしかすると、2店舗分の写真が全て同時に展示されるのかな?
北海道の写真家イノウエアキラ氏が
ふみくんの魅力をこう感じていらっしゃるのだと物語る写真

女性目線も男性目線も感じられる写真に釘付けになった
ふみくんは、男性から見ても魅力的な方
それを感じずにはいられなかった

写真はもちろん撮影禁止なので
飽きもせず目に焼き付けてきた

透明なふみくんが全国を廻る

普段の鍛錬の発表の場とするも良し
初体験を通し、ピアノを始めるきっかけ作りにするも良し
間近に聞くことの出来ない、ふみくんの演奏に涙するチャンスにするも良し

ふみくんの演奏に触れる絶好のチャンスなので、静かに粛々と盛り上がってくれたらいいな
店内では、お静かにツイートは賑やかに(笑)

全国行脚が終わる頃には
次の企画が練り込まれてることを切にお祈りして…

いってらっしゃい、おんがく!


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