WEBテスト対策

1.はじめに

 ここでは、WEBテストについて話していきます。6月に入り、インターンも解禁されたかと思います。6月末や7月をめどにインターンのES提出の締め切りがあるかと思います。その次の関門になるのがWEBテストです。

 どういった種類があるのか対策について話していきたいと思います。

2.WEBテストの種類

 ワンキャリアのサイトにも載っているのですが(参考:https://www.onecareer.jp/articles/237)、SPI、玉手箱、ENG、GAB、CAB、TG-WEB、SCOA、内田クレペリン、CUBICなど様々あります。また、同じWEBテストの種類でもWEB形式なのか、テストセンター形式なのかでも変わってきます。

 この中でポピュラーなのは、SPIと玉手箱かなと思います。また個人的には、IT関連の企業を受けていたのでCABも多かったです。GABとTG-WEBについてもちょくちょく見かけていました。

 とりあえずWEBテストの勉強したいけどどれから手を付けたらいいかわからない(どこの企業の本選考あるいはインターン選考を受けるかが未定の場合)ときは、SPIか玉手箱の勉強をしておけばよいと思います。

3.WEBテスト何が出る?

 どういうものが出題されるかについては、テストごとで異なるので一概には言えませんが、基本は言語、非言語、(英語)かなと思います。

 言語は主には、語句の意味や空欄の補充、長文読解が挙げられると思います。

 尤も玉手箱は長文オンリーで、この設問は問題文と照らし合わせて正しいものか、そうでないか、何とも言えないかを答えるものとなっています。

 とりあえず文を読んで穴埋めをする、設問に答えるというのが主になってくるかと思います。

 非言語は主に算数、数学になります。計算問題や図の読み取り、情報から数値を推測するものが挙げられると思います。

 英語についても長文が主と思われます。

 CABとかは、命令表といったものや暗号といったものがあり、一線を画しています。

 書店でさらっと立ち読みをするだけでも良いので出題形式を見ておくのも良いかもしれません。

4.対策どうするの?

 もう受けたいと思っている企業が漠然と決まっている場合には、まず相手を知ることをしてください。そこではどういうテストが出されるか、ワンキャリアの口コミ等で調べてみて下さい。

 まだ何も決まってないよという方は、とりあえずSPIか玉手箱の本を一冊手に取って順繰りにやっていっても良いのかなと思います。個人的にはSPIノートの会がおすすめかと思います。難しいものまで網羅的にあるので、カバーの範囲が広いかなと思います。

 まずは、時間を気にせずやってみて、正確性を挙げていってください。たいていは、高校受験までのレベルの国語もしくは数学から出されていると思います。方程式等やり方を忘れたよという方は中学あたりの教科書や参考書で復習しても良いと思います。

 慣れてきたら、スピードよく解けるようにしていきましょう。WEBテストはスピードがかなり必要になってきます。全体の制限時間がありかつ、一問ごとにも制限時間が設けられていることもしばしば。出てくる問題の解放パターンを身に着け、スピードを速めていきましょう。

 一通り勉強し終わったら、実践です。SPIを勉強したのであれば、マイナビ模擬試験が使えるかと思います(参考:https://job.mynavi.jp/21/pc/forward/forwardMockTest/index)。あとはアプリ等の問題を使い、所見の問題にも素早く対応できる力や時間感覚を身に着けていきましょう。

 時間がある人は、何だったら片っ端から企業の選考のWEBテストを練習で受けてみても良いかもしれません。実践という意味合いもありますし、この企業や業界ではどのくらい解けないといけないのかという相場感が何となくわかってくると思います。

 また、今大学1年とか2年だよという人なら、塾でバイトしても良いかもしれません。中高生を教えていたりすると、WEBテストに必要な知識は身に着けられると思います。大学生の間に中高で習ったことをすべて忘れたということはないかもしれません。ただバイト選びは慎重に。打算的に塾講師して、辛い思いをし続ける羽目になったら元も子もないので…。

 私はというと、他の人と比べて勉強していなかったかなと当時を振り返るとそう思います。大学一年から塾講師をしていたので、SPIについてはそんなに苦労しなかったです。塾講師をしていることで確率の知識や方程式の知識は忘れることなく頭に残っていたのである程度テストにおいて対応できたのかなと思っています。

 玉手箱とCABについては本を買って勉強をした覚えがあります。玉手箱の言語については、下手に考えすぎて全部この文章からは読み取れないんじゃないかとか思うことがありました。玉手箱の言語の選択肢は終始同じで途中で思考がおかしくなっちゃうときがありました。どの程度文中に書いていれば論理的に正しいという選択肢を選んでよいのか、その感覚をつかむためにしていたと思います。また、推測があまり得意ではなかったのでここは本使ってやっていました。ある程度何に注目したらよいという型みたいなものはありますが、なかなかすぐに照らし合わせることができなかったので苦労しました。

 CABについては、塾でもやらないので一からしました。IT関連受ける人ならCABの本は買っておいても良いかもです。形式が独特で、SPI完璧だからCABもできるとはなりません。玉手箱とかSPI、TG-WEB、GABなどは、ある程度類似性があるため応用できる部分もありますが、CABはSPIなどと親和性がないと思われます。

5.性格検査について

 WEBテストを受けていると高確率であるのが性格検査です。価値観がどうかとかストレス耐性がいかほどかを見たりしています。この性格検査も結構侮れなかったりします。ただ対策がしにくいものなので厄介です。

 下手に対策して、企業の欲しい人材のように見せかけるように選択肢を選んだとしても、うそをついていると判定される場合が多いです。基本的には、正直に答えたほうが身のためかとは思います。

 ただ、繰り返しやっていると、この質問はどういう意図があって聞いているのかどの質問とリンクしてそうかというのが感覚的につかめてくるかもしれません(各テストについて、性格検査の設問はいつも一緒だったりします。並びの順番も含め)。その場合は多少企業の志向性に寄せていくのもありかとは思います。ただ面接官は、その性格検査の結果をみていることは忘れないでください。面接での印象と性格検査での結果で矛盾が生じると落とされてしまう危険性がありますのでお忘れなきを。あまりお勧めはしません。自己責任でお願いします。

6.まとめ

 ここでは、WEBテストの対策について話してきました。WEBテストはSPIだけじゃないことをまずは、意識しておいてください。種類が多くあるので受けたい企業に合わせてそれぞれ対策しておいてください。

 能力検査の対策は、各テスト一冊の問題集をやるだけで十分かと思います(かなり高いハードルを課すところを受ける人ほど入念に)。ある程度塾講師の経験がある等の理由で、WEBテストを解く素養をもっている人であるなら、立ち読みかネットで出題形式だけ抑えておくとよいと思います。ESや面接の対策もあると思うので、効率は考えておきましょう。

 性格検査については個人的には、正直に答えてよいと思います。下手に企業の志向性に合わせて答えて、通過して、最終前や最終面接においてぼろが出て落とされる方がとダメージが大きいかと思います。また、時間もかなり消費してしまいます。

 さて、これで、就活対策については、一通り書いてきました。就活対策については、マガジンの方にまとめていますのでそちらで参照していただいてもかまいません。良かったらスキ、フォローよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。

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