恋愛。異性と付き合うとは…
大学時代は、足並みをそろえるかのように恋愛をした。
というよりは、まわりに合わせて彼氏という名の存在を作った。
大好きなわけでもなく、寂しさを埋めるわけでもなく、私からしたお気に入りのピアスのような感じだった。
相手が会いたいと言えば会うし、好きだと言われれば好きだと返すオウムのような感じだ。
ただひとつ、相手からの「ずっと一緒にいたい」という希望だけはのらりくらりとかわし続けた。そして面倒だな、と感じる機会が増えるたびに別れる、という最低な人付き合いを繰り返していた。
人に頼る・甘えるという部分が欠落している私は、自分の時間が何よりも大切である。
自分だけの時間・空間が無いと生きられない。それは幼少期から現在にかけて何一つ変わっていない部分だ。
そんなどうしようもない自分を仕方ないと受け入れられるようになったのは、HSPという言葉が世に出始めた頃なので、つい最近のことである。
そんな私にも転機が訪れた。
大学卒業後、つまり働き始めてまもなく、お付き合いを始めた一人の男性がいた。
その男性は当時、自分と同じような業界で働いていたが、地方公務員を目指していたのだ。
お世辞にも裕福とは言えない、バイオレンスな母を含め多少不安定な家庭で育った23歳の私は、この時、決意した。
『この人を1年後に地方公務員にする。そして結婚しよう。そうなったら親に少し多めに仕送りをしよう。将来は共済年金と退職金で安泰だ。』
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