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25歳目前にしてロリィタ初体験してきた話(前半)

初めまして、かまどです。ずっと投稿したかったのにできていませんでした。
世の中には有名な人はもちろん、一般の人でもなんだか面白い記事がたくさん溢れていて、いつもゲラゲラ、時にはほくそ笑みながら読んでいるのですが、それを読んでいると自分も何か書くなら面白いものでなければならないという謎のプレッシャーがかかってしまい、全然手が動きませんでした。note自体にはだいぶ前から登録はしていたのに。いったい何と戦っているんだ。
ただこんな風にのんびりしているうちに、体験したこと・そしてそのとき感じたことが時間を追うごとに鮮度が落ちていくような恐怖が突如襲ってきたので、
遥か昔、小学生のとき送った投書が西日本新聞のティーンズNET(当時毎週水曜にテーマに合わせた若者たちの投書が紹介されるコーナーがあった)に採用された時、つまりは過去の栄光を思い出しながら勇気を出して綴っていきます。

というわけで数ヶ月前に人生初ロリィタ体験に行ってきたので、その話をしたいと思います。

〇きっかけ

さかのぼること、10数年。
小学校高学年〜中学生にかけて私の中で一大ムーブメントが巻き起こりました。
そうです。ローゼンメイデンとの出会いです。
端的に説明すると、裁縫好きの大人しめな男の子とちょっと気の強い動くアンティークドールが出会う話です。
漫画の中で出てくるキャラクターたちのロリィタ服がとにかく可愛く、当時の私はズキューンと心を撃ち抜かれました。(そしてアニメの主題歌だったアリプロ様の曲も素晴らしかった)
どハマりした私はKERAを毎月買って可愛いモデルさんと服にメロメロになり、天神ビブレの最上階まで足繁く通い、でもお店に入るのは少し怖いので、遠巻きに眺めるだけ。
洋服がですね、高いこと高いこと…大人になった私だったら買えるのかなあ…そんな立派な大人になれるのかなあ…。
そんな風に少しセンチメンタルな気持ちになりながら、当時は可愛い洋服たちを眺めることしかできませんでした。

時は流れ、高校生になり、バンドと出会いベースを始め、大学生になり、バンドにますます明け暮れ、気づけば社会人となり、今や社会人三年目…
気づけば25歳目前で小学生の時のプロフィール帳だと結婚したい年齢に書くような年やぞ、しかもなんと大都会東京にいるぞ、なんでもできるぞ、なにかやりたいことないのか私…。
その頃偶然にもTwitterで知り合いがロリィタ体験をした旨と写真付きの呟きを発見。何これ、可愛すぎるじゃないか…!!!!

「これだッ!!!!!!」(レナ風)

10数年前に眠ったはずのロリィタへの憧れが一瞬にして脳内を駆け巡り、ロリィタ体験に行くことに決めました。

〇いざ行動
大学の課題やバンドの耳コピはギリギリまで先延ばしにするくせに、なんか面白そうなことについては思い立ったら即行動・猪突猛進な私なので即ウェブ検索&アクセス。(誤解を生みそうだな、バンド活動も楽しいんですけど個人練習はあんまり得意じゃないです)
コース内容としては、ロリィタ体験+撮影(洋服レンタル・ヘアセット・フルメイク込み)で約1万円也。
当時の私の無念さを成仏させるかのように、即予約することにしました。
安心して…当時の私…服は買えなかったけど、最低限生活を豊かに楽しめるお金は稼げる大人になっているからね…
さあ、予約、予約っと。あれ。

なに!3ヶ月先まで予約が埋まっているぞ!!!
どうやら大人気&土日限定の体験のようでかなり先まで予約が埋まっていました。
同じ期間にローゼンメイデンに関する記憶が呼び起こされし者が私以外にもたくさんいたのかな。
うーん、1日でも早くロリィタになりたい。気持ちが抑えられない。直近で空いている日にちは…

誕生日前日やないかい!!!
偶然にも誕生日前日が空いてました。
おおっ。成人ではちょうど振袖着て撮影したし、4半世紀記念としてロリィタ撮影。これはなんといい節目。早速予約しよう。

さらに複数人でも予約できるとのこと。
友達とロリィタ体験できるのか…わいわいしながら可愛い服を着るの相当楽しそうだし盛り上がりそう。一緒に体験してくれそうな人いるかな。
でも一人だけの思い出にして、自分の内に秘めておくのもなんだかロマンチックでいいものだな…よしおひとりさまで。(結果的に我慢できず、文章にしましたが。)
とはいえ周りを気にする弱小ハートを持つ私。当日、周りはワイワイ!一人ポツンとなるのも寂しくて嫌だったので、事前に入念に下調べを行い(Twitterでエゴサ)おひとりさまで行ってる人も結構いることを観測して、誕生日前日の日程で無事に予約ができました。

そこから数ヶ月間暇だったので、下妻物語を見てロリィタへの気持ちを高めたり、
ウェブに載ってる着用例を見ながら、当時私が好きだった雪華綺晶をどうすれば再現できるか、この白いドレスを着たら良さそうだな、金髪ロングがある、でももっと淡い色がいいな、ここに出ているのが全てではなさそうだから当日探してみようと完璧なイメトレを行ったりして、待ちました。長かったです。

想像以上に文章が長くなってきたので、後半に続きます。
とりあえずふるさと納税でゲットした美味い馬刺しを食べて、ハッピーになって続きを書く活力を得るとします。


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