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英語力を活かしたくてホテルで働くということ

どうせなら英語力を活かしたい。
そう思ってホテルに就職したいと考える人は結構いるかもしれない。

私が初めて配属された事務所の隣は「海外セールス課」だった。
ホテルマンのお手本みたいにシュッとしたセールスマンは、コーヒー片手に英字新聞を読みながら、同僚と英語で話していて、なんだこれ、映画か?と思った。

控えめに言って、うっとりした。

実際こんな人たちもいるけれど、全く英語を必要としない部署も当然ある。
本当に英語力を活かしたいなら、外資系企業や海外支社のある総合商社の方がチャンスがありそうな気がする。

きっとホテルに限らないけれど、配属される部署によってその明暗は別れる

あんまり英語に縁のない部署に配属されたとき、その英語熱をどうするか?


買って出る。

奪い取る。
攻めあるのみ。もうこれしかない。

今の私の部署は総務だ。
普通におとなしくしていれば、英語なんてかすりもしない。

トイレ工事の案内、海外エージェントに対する衛生管理や防災管理に係る説明文、アルコール消毒の使用説明・・
英訳は無限。

働く場所に拘泥するより、自分はそこで何ができるか、どんなアウトプットで役に立てるかを考えて行動すると、その熱を昇華できるチャンスは必ずある。

総務だろうと経理だろうと、諦めることはなくて、なんなら、ホテルのバックオフィス(管理部門)は英語が得意な人は限定的なことが多くて、こうなったらもうブルーオーシャンだ。

今やっている仕事に価値を与えるのは自分。
フロントやコンシェルジュじゃなくても英語熱は燃やし続けられる。

明日も誰かの役に立てますよう!



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