【日記】黒いあのこは恋してる

4月16日 晴れ。相変わらずカラスがよく鳴くな！と思ったら、4月から7月はカラスの恋の季節らしい。鳴くのは朝だけである。

どうせ春なんだったらウグイスでも鳴いて欲しいのだが、今年はまだ聞いていない。あの練習中のウグイスの鳴き声が好きだ。ホーーーー……ホキョキョ！ホキョッ！ホギョギョ！たまに声がひっくり返っていて可愛い。あれも恋のお相手を見つけるための鳴き声だったかな。

カラス、この前より鳴いてる数が減っている気がする。良いお相手が見つかったカラスは戦線から離脱するのだろう。今鳴いてるカラスの焦りが伺える。

カラスは不良のイメージがあるが、朝は早くから婚活にいそしみ、昼は仕事、夜になったら山に帰るとは真面目な鳥なのかもしれない…そういえば、驚くことに、ゴミ拾いもすると前にニュースで見た。

正確には、ゴミを拾って捨てるように訓練されたカラスがいるらしい。フランスのテーマパークでポイ捨ての多さが問題になり、マネージャーさんが野生のカラスを調教するアイデアを思いついたとのこと。カラスがゴミを拾って入れるとエサが出てくる箱を使って訓練したらしい。今、そのテーマパークでは8羽のカラスが清掃員として働いている。

これはきっと、テーマパークを楽してキレイにしようということが目的ではなく、そのカラスを見たひとが「カラスでさえゴミを拾っているのに私は…………」という気分になることでポイ捨てを減らそうという作戦だと思うんですが、うまくいくような、逆に面白がってゴミを捨てる人が増えるような、微妙なところですね…

あとカラス、そのうち石ころとか拾って入れてエサを手に入れようとしそう。奴らは結局そういうところがある。騙されてはいけない。

はやくカラスの恋の季節も終わって静かになって欲しい。奴らは声が大きい…それに何故「カー」なんでしょう。カーと鳴く鳥が他にいますか…カッカッカッカ、と鳴いてる時もある。なんだそれは………わたしは可愛いウグイスの鳴き声が聞きたいです。

今日は、別にカラスのことをこんなに書く予定は無かったんですけど。でも他に特別なことも無かったので、まぁいいや。そういえば、今思い出したんですけど明日は月に一度のマンションのダンボールゴミ回収の日でした。危ない危ない。