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【日記】漬物とお酒とラーメンと

午前中、伊勢丹でお漬物をぐるぐる見てまわるおばけになっていた。私の良いと思ったものは要冷蔵のものばかりで、手土産に持っていくのはちょっと気になる。気前の良い店員さんにズッキーニやかぼちゃの珍しいお漬物を色々試食させてもらったが、結局買わなかったので申し訳ない。

手土産はお酒にした。
父の出身地域の名前の入ったお酒があったのでそれと、あとは店員さんのおすすめのものを選んだ。
熟練の店員さんといった雰囲気の方で心強かった。これならどこに持っていっても間違いないよ、と言っていた。私はお酒に全く明るくないので、どこそこの米を使った大吟醸のなんやらかんやら、と言われても分からない。きっとそれを察してバチーンと分かりやすく教えてくれたのだ。
お酒の知識はとても豊富に見えたので、きっと玄人には玄人向けの接客が出来るのだろう。

何のキーワードが響くのかは人それぞれだ。
「今一番人気!」なのか、「無添加、国産で安心!」なのか「コスパ良し!」なのか。それを察して、そのポイントに絞っておすすめするのが販売業のコツなのかも。

晩ご飯に初めて行くラーメン屋さんに行った。赤いのれんで、中にはマンガもいっぱい置いてある。常連と思わしきお客さんと威勢の良い女性の店員さんがワイワイと話していた。
孤独のグルメに出てきそうなお店だ。あの番組なら、「この佇まい、期待できそうだ。」とナレーションが入るところだ。

チャーシュー麺を頼んだ。チャーシュー、2、3枚かと思ったら器を一周ぐるりとチャーシューが包囲している。美味しかったし、お腹いっぱいになった。

帰ってきて暖かいルイボスティーを飲んでいる。明日から、遠い場所へ旅立つのだ。

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